交流

2026年01月29日

建築学部 清水ゼミ×多治見市モザイクタイルミュージアム 「自分だけのくり返し文様(テレセーション)をデザインしてみよう!」

2025年11月22日(土)モザイクタイルミュージアム

産学連携プログラムの一環として
ワークショップをサポート。
テセレーションの面白さを伝えました。

 建築学部 清水ゼミでは、自治体や団体からの委託を受けてプロジェクトに取り組むなど、実体験を通じて建築や空間について学んでいます。
 2025年11月22日、多治見市モザイクタイルミュージアムにて「自分だけのくり返し文様(テセレーション)をデザインしてみよう!」と題したワークショップが開催されました。日本テセレーションデザイン協会の谷岡一郎先生と天童智也先生を講師にお迎えし、清水ゼミの学生たちは、参加者にお声がけしたり、自分たちの作品を見せたりして、ワークショップの進行をサポートしました。

 テセレーションとは、図形を隙間なく、重ならないように敷き詰めることです。タイル張りの舗道や建築物など、身近なところには同じ図形を組み合わせたものがたくさんあります。今回のワークショップでは、色紙とハサミ、テープ、のりを使ってテセレーションに挑戦しました。初めての方でも気軽に楽しめる内容ということもあり、小学生から大人まで、幅広い層の参加者が集まりました。

 冒頭で谷岡先生は「自分なりのエッシャー風デザインを作っていただければ」と話し、基本的な作り方を解説しました。ワークショップは、あらかじめ用意した形を参加者に切り取ってもらうことからスタート。形をさまざまな角度から眺め、何に見立てることができるかを考え、絵を描いて仕上げます。参加者の皆さんからは、魚やタコ、いろいろな方向を向いた犬、外国人が並んで歩く様子など、ユニークな発想が次々と飛び出しました。

 テセレーションは、二辺を切り、切り取った部分も使うのがポイントです。イメージがつかめたら、次は自由課題へ。谷岡先生と天童先生からは、「なるべく違う色の紙を4枚重ねて切るのがおすすめ」「同系色を合わせるときれいに見える」「反転すると複雑な模様になります。この場合は両面が同じ色の紙がよい」などのアドバイスがありました。複雑に見える模様も、意外と簡単に作れることがわかり、子どもたちも夢中になっている様子でした。

 テセレーションのワークショップの合間に、清水ゼミの学生たちが、タイルメーカーの立風製陶株式会社の協力を得て製作した「アインシュタイン・タイル」も紹介しました。参加者の皆さんは作業の合間に、ちょっと不思議で面白いアインシュタイン・タイルをパズルのように敷き詰めて楽しみました。今回のワークショップは、産学連携プログラムの一環として開催されたものです。社会の中で活動し、多くの学びを得る貴重な機会となりました。今回試作したアインシュタイン・タイルは今後商品化され、カタログに載る予定です。

学生コメント

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻*
4年 伊藤佳音さん、3年 河合晃羽さん

 日本テセレーションデザイン協会の谷岡先生、天童先生とは、事前にZoomで打ち合わせを行い、ワークショップに臨みました。子どもはもちろん、大人の方々にもテセレーションを楽しんでいただけて、とても嬉しく思います。また、立風製陶株式会社様とのプロジェクトで完成したアインシュタイン・タイルも紹介することができました。商品化され、学校などさまざまな場所でこのタイルが使われる様子をぜひ見たいです。今回のプロジェクトを卒業制作に活かしたり、タイル関連のコンペに挑戦したりと、今後の制作では素材選びから意識して取り組みたいと思います。

*2025年4月より、建築学部となりました