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地域・社会連携

2012年度 インターンシップ公開報告会・交流会

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2012年度 インターンシップ公開報告会・交流会
2012年度 インターンシップ公開報告会・交流会

インターンシップの成果を学生たちがさまざまな形で発表し、
受入企業・団体の方々と共有しました。

企業や公共機関、NPOなどで就業体験をおこなうインターンシップは、本学のキャリア教育の柱となっている取り組みです。毎年多くの学生が意欲的にチャレンジしており、2012年度は春期・夏期合わせて延べ473名の学生が250の企業・団体での研修に参加しました。学生たちはそれぞれの研修先で、社会人に求められる知識やスキルの必要性に気づき、今後の進路選択や働き方、生き方について考えを深めていました。
こうした学生たちの研修先における学びをより多くの人と共有し、インターンシップの成果を学内外へ広げていくために、企業・団体のインターンシップ担当者や人事・採用担当者の方々をお招きした公開報告会・交流会を毎年おこなっています。今年度も「2012年度インターンシップ公開報告会・交流会」として12月7日(金)に開催しました。当日は就職活動中の学生やインターンシップに参加予定の学生、さらに64機関の受入企業・団体の方々も集まり、それぞれ交流を深めていました。また、報告会・交流会の運営には、キャリアセンターの学生スタッフを中心とする学生たちが主体的に携わり、このイベントを通じ社会人としての力も磨いていました。

  • 報告会
  • 交流会

第1部:報告会

5名の学生がインターンシップで得た学びについて発表しました。

 インターンシップ公開報告会・交流会は2部構成でおこなわれ、第1部は講堂で報告会が開催されました。開会のあいさつとしてキャリアセンターの三浦克人センター長が「本学のインターンシップには、多くの受入企業・団体様がご協力くださり、その数は年々増えています。こうした環境を活かし、2年生は積極的に学外で学びを広げましょう。そして3年生は、今日の報告会と交流会で就職活動に役立つ情報をぜひ掴み取ってください。」と熱く語りかけました。
今回、代表としてステージ上で報告したのは5人の学生たち。インターンシップで得た学びや気づきなどを自分の言葉で堂々とプレゼンテーションしました。また、学生たちがお世話になった企業の方々からコメントや応援メッセージをいただき、後輩たちからも質問が次々と寄せられ、活気あふれる報告会となりました。

報告した学生たち

メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科
研修先:東海テレビ放送株式会社

インターンシップを通じて特に実感したのは、「学生と社会人の違い」です。スタッフとして参加した男子ゴルフの国内ツアー最終日、台風に見舞われ、前代未聞の無観客試合がおこなわれました。その舞台裏で、状況を瞬時に把握しながら大きなイベントを動かしていく、事業局の方の決断力と対応力に驚かされました。また、本社研修でのグループ発表の際、課題に対して当たり障りのないことしか発言できず、社員の方に「聞き手が何を求めているのか」を考えることの大切さを教えていただきました。このふたつの経験から学んだのは、視野を広く持ち、自ら考えて効率的に行動する社会人としての姿勢です。社員の方々と直に接し、その働く姿を間近で見ることで、就職に対する意識を向上させる貴重な経験になりました。


ビジネス学部 ビジネス学科
研修先:教育産業株式会社

「問題から改善策を考えることの難しさ」「企画することの楽しさ」「相手の目線に立つ大切さ」「コミュニケーション能力の大切さ」「積極的に行動することの難しさ」。こうしたことを実感したインターンシップは、私にとって自己発見の場でした。研修中、書類作成や新製品・システム開発のための会議への参加などの業務を通じて、客観的に自分を見つめることができ、身につけたスキル、今後さらに伸ばしたい力が明確になりました。また、面接官の目線に立って他の研修生と面談するという貴重な体験もさせていただき、就職活動における企業側からの見地を意識するきっかけになったと感じています。後輩の皆さんにも、ぜひ積極的にインターンシップに参加し、自分の新しい課題や新しい視点を見つけてほしいと期待しています。


健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科
研修先:岐阜トヨタ自動車株式会社

自動車販売店で研修をおこない、実際に店頭での商談や外回り営業に同行しました。そこで目の当たりにしたのが、何気ない会話からお客様の生活スタイルやニーズをくみ取り、的確な提案をして信頼関係を築いていく社員の方々の姿。コミュニケーションの大切さを改めて感じました。研修後、この学びをさっそく実践しようと考え、キャプテンを務めていた硬式野球部で部員一人ひとりとの会話をより重視するよう心がけました。相手の気持ちを思いやって言葉をかけることは、あらゆる人との関係において大切なことであると気づくとともに、今後、社会人としての自分の軸にしていきたいと考えるようになりました。こうした思いに至ることができたインターンシップに、ぜひ多くの後輩たちにも参加してほしいと思います。一歩を踏み出せば、人生が変わりますよ!


文学部 英文学科
研修先:名鉄観光サービス株式会社

旅行代理店で営業職として研修に取り組み、お客様のご要望に対して自分は何ができるのかを考え、行動することの重要性を学びました。特に印象に残ったのは、「お客様が求めるものを、一人ひとりに合わせて一緒につくっていくことが、旅行代理店の仕事。だからこそお客様との信頼関係が重要なんだ。」という社員の方の言葉。お客様の笑顔のためには妥協を許さないという姿勢に、社会人としての責任の大きさ、芯の強さを感じ、働く上で自分の中に「ぶれない軸」を持つことが大事だと気づきました。また、もうひとつ心に残ったのが、「向き不向きは、やってみなくてはわからないよ。」という一言。このエールを胸に、自分の中で可能性を狭めてしまわず、広い視野を持って就職活動に臨みたいと思います。


交流文化学部 交流文化学科
研修先:株式会社ケイ・クリエイト、杉浦味淋株式会社

小学生の頃から「人や地域のために働きたい」という思いを抱いていた私は、「地域のために働く」ことをさまざまな視点から学びたいと考えていました。そこで、地域貢献に力を入れている広告代理店での短期インターンシップと、地元・愛知県から全国へと純米本みりんの魅力を発信している醸造元での長期インターンシップに参加しました。2か所の研修先でさまざまな経験を重ね、視野が大きく広がった分、「何を通じて地域のために働くのか」と自分の進路についてより深く考えることができました。また、交流文化学部で社会貢献分野を専攻している私にとって、インターンシップは学びを実践する場にもなり、地域社会に対する理解がより深まりました。この経験を将来の仕事にも活かし、地域の力になりたいと考えています。

  • 報告会
  • 交流会

第2部:交流会

学生たちがインターンシップ受入機関の方々と交流を深め、就職活動への意欲を新たにしました。

第1部の報告会終了後、インターンシップ受入企業・団体の方々と学生がインターンシップの意義について意見交換する交流会が開催されました。今年度の交流会は「インターンシップと社会人基礎力」をテーマに、インターンシップに参加した3年生と2年生の21名が5チームにわかれてパネル発表をおこないました。

 たとえばメディアプロデュース学部のチームは、「伝える力~メディアプロデュース学部×社会人基礎力~」と題し、研修を通じて必要性を実感した4つの力について解説。相手の意見を理解しようと努める「傾聴力」、自ら組織に変化をもたらす「働きかけ力」、どんな場面でも適切に対処できる「柔軟性」、自ら改善点を見つけ出す「課題発見力」について語りました。彼女たちに共通していたのは、「伝えるためには、まず物事を多面的に捉えること」が大切であると気づいたことでした。社会ではさまざまな価値観の受容が求められると結論づけ、発表を締めくくると、企業の方々や学生たちから大きな拍手が寄せられました。

 パネル発表の後は、受入企業・団体の方々と学生が意見を交わすことのできる、自由時間が設けられました。インターンシップについてだけではなく「社会で働くこと」に関して企業の方々からアドバイスを受け取った学生たちは、希望の進路実現に向けて意欲をいっそう高めていました。

企画学生 キャリアセンター学生スタッフ

文化創造学部文化創造学科 文学部国文学科 コミュニケーション学部言語コミュニケーション学科

 これからインターンシップに挑戦する後輩たちに、インターンシップの意義を伝えるお手伝いができたらと思い、私たちキャリアセンター学生スタッフの4人が中心となって報告会・交流会の企画・運営に携わりました。10月頃から本格的に準備を始め、キャリアガイダンスでのアナウンスやメール配信など広報活動にも努めました。イベントをつくり上げるという貴重な経験を通じ、計画力や実行力などが養われたと感じています。そして今日、胸を張ってイキイキと発表する後輩たちの姿を見て大きな刺激を受けるとともに、彼らの言葉の一つひとつが、3年生の皆さんにとって就職活動に前向きに取り組んでいくチカラになると確信しています。今後もより多くの後輩たちが、社会とつながる場のひとつとしてインターンシップを活用し、自分の可能性を大きく広げてほしいと願っています。