
堤幸彦監督と本学教員・石丸先生が、「地域の映画」について熱く語り合いました。
2000人もの市民が参加してつくられた映画「タカハマ物語」。愛知県高浜市の地域活性プロジェクトとして平成23年から製作がスタートし、昨年、高浜市立中央公民館や名古屋市内の映画館で上映され、好評を博しました。
この「タカハマ物語」の監督・脚本を務めたのが、本学 人間情報学部の教員・石丸緑先生。コミュニケーションデザインを専門とし、地域のブランドづくりに情熱を注いできた経歴をお持ちです。その専門性や経験を活かして岐阜県・岩村町のまちおこしドラマの制作にゼミ生と共に挑み、全国的な映像祭で受賞するなど、活動の幅を広げています。そうした地域のために全力を尽くす石丸先生の熱意や行動力が、「タカハマ物語」製作プロジェクトの力にもなっていました。

10月23日(水)には、「タカハマ物語」上映&トークセッションが長久手キャンパスのミニシアターで開催されました。トークセッションで登壇したのは、「タカハマ物語」の監修を務めた堤幸彦監督と石丸先生。映画やテレビドラマのヒット作を次々と世に送り出している堤監督は、名古屋市のご出身であることから、地元での活動にも力を注いでいらっしゃいます。そこで今回のトークテーマは「地域の映画」。「タカハマ物語」製作の裏話、映画づくりで大切にしていることなどが語り合われ、メディアなどを専門的に学ぶ学生たちは一言も聞きもらすまいと耳を傾けていました。




堤監督は、「『タカハマ物語』は多くの市民の方々が参加しましたが、映画づくりを通して皆さんが成長し、とても輝いて見えました。世代をこえた協働が生まれたことも素晴らしい。学生の皆さんも、"自分がやるんだ!"という旗揚げをし、自分の好きなことに情熱を注いでほしい。"熱"は人に伝わり、たくさんの人の心を動かします」と、志高く自ら挑み続けることの大切さを語りました。石丸先生も「熱中できる"おもしろいもの"は身近なところに潜んでいます。それを敏感に感じ取り、見つけ出すことが大事。大学の学びを活かし、自分の世界を広げてくださいね」と学生たちに熱いメッセージを贈りました。
堤監督や石丸先生の言葉の数々、そして「タカハマ物語」で描かれた"人の成長"......トークセッションと映画上映を通し、学生たちは"好きなこと"を自分の強みや専門性へと深め、自らを成長させていくことの大切さ、尊さを学んだようでした。このイベントをきっかけに、集まったすべての学生たちは、めざす道へとさらに力強く進んでいくことでしょう。
●「タカハマ物語」の詳細は、「市民ムービー『タカハマ物語』上映」で紹介しています。