追究

2018年03月14日

人間情報学部 國分ゼミ プロジェクト研究・制作発表会

人間情報学部 國分ゼミ プロジェクト研究・制作発表会

2018年1月18日(木) 長久手キャンパス11号2F 3D設計演習室

最新技術を用いたアイデアを取り入れた
卒業研究・制作を発表しました。

 2018年1月18日(木)、人間情報学部の國分ゼミ生4年生が卒業研究・制作、3年生が卒業制作に向けた構想発表会を実施しました。発表会には愛知工科大学・荒川研究室の学生も参加し、それぞれが取り組んでいる内容についてプレゼンテーションしました。
 國分ゼミ生はこれまでの講義で、マルチメディアを利用したコミュニケーションやシミュレーションのために必要な知識とデザイン手法を学修。そして今回、これらの学びを活かし、ARやVRなどの最新技術を使用した制作アイデアを紹介しました。ちなみにARは、現実世界の一部に仮想世界をつくる技術で、VRは、仮想世界に現実のような世界をつくる技術です。

人間情報学部 國分ゼミ プロジェクト研究・制作発表会

人間情報学部 國分ゼミ プロジェクト研究・制作発表会

 4年生の卒業研究・制作では、交通事故が多い愛知県を題材にした2つの提案が好評でした。1案目の「交通事故の仕組みが学べるAR教材」は、3DCGのアニメーションを取り入れ、交通事故をシミュレーションすることで、360度から原因を説明できる作品でした。2案目の「安全運転を学ぶドライビングゲーム」では、モニターに映し出された車両を運転することができ、実際に運転している感覚が体験できます。年齢制限がないため、子どもが安全運転を学ぶことができ、将来の事故減少につながるゲームであると紹介しました。2案同様に、介護シミュレーションゲームや防災体験ゲームなど、これまでの学修で得た知識や技術を活かし、公益を考えた卒業研究・制作が大半でした。

人間情報学部 國分ゼミ プロジェクト研究・制作発表会

人間情報学部 國分ゼミ プロジェクト研究・制作発表会

 3年生の構想発表では、VRを使用した構想案が多数ありました。提案には、メガネのような専用の機器を通じてツーリングをVR映像で体験する「VRを使用したツーリング」、古文からイメージできる風景を映像化して物語を学ぶ「VRで感じる古典の情景」などが紹介されました。まだ構想段階である、これらの案を実現するため、日ごろの学修を大切に、1年後の制作発表に向けて励んでいきます。