追究

2024年07月22日

ビジネス学部 大塚ゼミ×ナカモ×我楽多文庫コラボ 「手羽先サミット」出店

2024年5月31日(金)久屋大通公園

大塚ゼミが名古屋の味噌メーカーや居酒屋とコラボレーション。
味噌を使ったオリジナルの手羽先を開発し、イベントを盛り上げました。

 ビジネス学部の大塚ゼミはマーケティングを専門に学んでおり、毎年東海エリアに本拠地を置く企業・団体と協働で課題解決プロジェクトに取り組むのが特長です。2023年度から「つけてみそかけてみそ」が有名なナカモ株式会社様と連携しており、これまでに大塚ゼミの学生はチームに分かれて商品開発やアイデア提案をおこなってきました。
 2024年2月19日に実施された最終報告会のなかで、チームの1つが「若者に味噌を認知・普及させるためのアイデア」として、食フェスへの参加を提案しました。実際に出店するためには食品営業許可証と食品衛生責任者の資格を有する協力会社が必要でしたが、無事に協力していただける会社を見つけることができ、食フェスへの参加が決定。5月31日~6月2日に久屋大通公園で開催された「手羽先サミット」にブース出店することとなりました。

 今回、出店にご協力いただいたのは、名古屋エリアで人気の居酒屋・我楽多文庫様。学生たちが直接お店に協力を依頼したところ、我楽多文庫様には出店やオリジナルメニューの提供などについて、快く引き受けていただきました。
 イベントで提供したのは、学生たちが考案した「赤味噌と明太子のたれ」と「白みそと青じそのたれ」という2種類の味噌手羽先。どちらにもナカモ様の味噌が使われており、前者は赤味噌のコクと明太子のピリッとした辛さを感じることができ、後者はさわやかで優しい味わいが魅力です。双方ともお店などではあまり見られない組み合わせですが、絶妙にマッチした味わいとなっており、味噌の新たな可能性を感じさせてくれます。

 イベント期間中は学生たちがブースに立ち、提供のサポートや呼び込みなどを積極的におこないました。また、商品の購入者に味噌の効能が記されたカードや味噌に関するアンケートを配布し、味噌のメリットの普及やイメージ調査に取り組みました。

 企画から商品開発、出店までを担当した学生は、「決められた期間の中でスケジュールを意識しながら準備を進めることが大変でした。しかしこのイベント企画を通じて、計画性や仲間との連携、急な変更などにも柔軟に対応できる力の大切さに気付くことができたのは、自分たちの成長につながったと思います!」と、今回の活動を振り返りました。また、ナカモ株式会社のご担当者様は「学生さんたちの発表は、プレゼンの回数を重ねるごとに分析力やまとめ方がどんどん良くなっていき、最終的には社会人の発表と遜色ないレベルに成長していたので驚きました。今回の出店は、学生のフレッシュな感性と企業視点の実現可能性を両立した、良い取り組みになったと思います」と、学生たちの成長性や想像性を評価していただきました。

 学生たちが一から企画し、企業との連携や商品開発などをおこなった今回のブース出店。この経験を通じて、構成力や分析力、提案力、コミュニケーション能力など、ビジネスの現場で求められる多様なスキルを磨くことができたでしょう。これからも大塚ゼミでは、学外の企業・団体と連携しながら実践的な経験を積んでいきます。