追究
2018年07月10日
ジェットスター・ジャパン×セントレア×愛知淑徳大学 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング
2018年3月23日(金) 星が丘キャンパス 55C教室
ビジネス学部 大塚ゼミナールの新2年生が本格始動。
企業の方々と共に課題に向き合い、企画を立案していきます。
本学のビジネス学部 大塚ゼミナールはマーケティングを専門とするゼミナールで、実社会の課題解決をテーマに活動をするために、企業や自治体などと協働しながら企画立案やイベント運営を実践しているところが大きな特長です。その中のひとつが、毎年3月頃からスタートする「産学連携プロジェクト」。
2018年3月からゼミに加入した新2年生が中心となって取り組むプロジェクトで、約半年の時間をかけて企業から出題された課題を解決するための企画を立案・プレゼンテーションします。5~6人からなる全4チームには新3年生がチューターという立場で参加し、後輩たちをサポートしながらよりよい企画を考えていきます。今年度、コラボレーションするのはジェットスター・ジャパン株式会社と中部国際空港株式会社。2018年3月23日(金)にはキックオフミーティングと題し、企業との顔合わせや名刺交換、基本情報の共有がおこなわれました。
会の最初には、新3年生が調べたジェットスター・ジャパンの企業情報や自分たちが考えた認知度向上プランをプレゼンテーション。その後、ジェットスターのご担当者・高橋さまと中部国際空港株式会社のご担当者・中村さまから、近年の広報キャンペーンや若年層対象の海外旅行普及活動などについてご紹介いただき、「旅行離れが進む若者(大学生)に向けたプロモーション戦略を企画、実行しよう!」というテーマを全員で共有、確認していきました。
その後、各班のメンバーが自由にアイディアを出し合い、考えを深めていきました。アイディアラッシュの最中には、高橋さまと中村さまが各班をまわり、学生から質疑応答を受けて企画のヒントとなるアドバイスをおくりました。この日の最後にはそれぞれの班が話し合いの成果を発表し、今後の企画立案の道筋を示しました。全体の統括として高橋さまは「今回のプロジェクトの最終目的は“実践すること”です。そのゴールを見据えて“定量的なデータ”と“定性的なデータ”の両方を集めることで、説得力のある企画を立案してください」とマーケティングのプロの視点からエール。中村さまは「飛行機を使った旅行の魅力が、利用者に正しく伝わっていないというギャップがあります。そのギャップを半年間かけていかに埋めるかを突き詰めていきましょう」とメッセージ。大塚ゼミの学生たちは社会の第一線で活躍するお二人の言葉を真剣なまなざしで聞き入り、しっかりと受け止めていました。このプロジェクトは企画の実施を目標に、今後、実地調査や中間発表、最終発表と進んでいきます。学生たちはこの貴重な経験を通じて大きく成長していくことでしょう。