追究

2022年12月20日

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

2022年11月11日(金)星が丘キャンパス1号館3階13C教室

「食生活の創造カンパニー」を標榜する
地元の食品卸売商社・トーカン様から
会社概要や経営実績などをご紹介いただきました。

 ビジネス学部は経営学、商学、会計学、経済学などを学びながら、ビジネスの現場で求められる実践的なカリキュラム構成を特⻑としています。企業や自治体などと連携したアクティブラーニングを積極的に取り入れていることも本学部ならではです。
 その中でも「企業分析プロジェクト」は、実在する上場企業の財務諸表を読み解き、経営の実態や課題などを明らかにする授業内容。今年度は分析対象企業として株式会社トーカン様にご協力いただいています。トーカン様は愛知県名古屋市熱田区に本社を置く食品卸売商社で、大手量販店様、外食店様、コンビニエンスストア様をはじめ、数々の取引先と「食」を通じたビジネスを展開しています。

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

 今回は分析対象企業を知る機会として、株式会社トーカンより杉山様、田中様、米山様にお越しいただきました。企業概要のプレゼンテーションでは田中様より「経営分析やアカウンティングなど数字を扱うセンスを磨くことは、就職でも有利になるはず」と学生たちが日々学んでいることを評価していただきました。その後、会社概要に加え、商社や卸売とはどのようなことをしているのかを詳しく解説していただきました。2019年、トーカン様は国分中部株式会社と共同持株会社を設立し、経営統合。新たにセントラルフォレストグループ株式会社を設立します。杉山様からはその経緯について詳しくご説明いただき、「取引先も経営統合をするなど、企業規模が大きくなるにつれ、私たちもそれに見合う規模へ拡大し、サービスの更なる向上に努めなければならない」と語っていただきました。2021年には三給株式会社の全株式を取得し、同社の子会社である株式会社ヒカリもグループ化。各社の強みを生かして「食生活の創造カンパニー、スーパー・リージョナル・ホールセラー」として枠にとらわれることなく、国内外を問わずどの地域に対してもきめ細かなサービスを提供していくと目指すべき方向性を示していただきました。

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

 最後に本学部の先輩でトーカン様の社員として働いてる米山様からも自己紹介やどのような業務に携わっているかを紹介していただきました。

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のカンパニー)」

 その後は質疑応答の時間として学生から質問を募りました。学生からは「経営統合後の事業内容の変化は︖」、「競合他社との差別化は︖」、「昨今の円安、物価高の影響は︖」など、ビジネス視点で鋭い質問が飛び交います。トーカンの皆様からもその質問内容に頼もしさを感じていただけたのか、真摯にそして情熱あふれる答えを返していただきました。
 1時間半の講義はあっという間に終了。今後はトーカン様のプレゼンテーションを踏まえ、学生たちは企業分析を開始。1月の最終報告会に向けグループ活動を進めていきます。