追究

2024年11月26日

救急救命学専攻「ITLS Advanced course」(実習)

2024年10月5日(土)6日(日)  長久手キャンパス救急救命学専攻実習室、多目的ホール

現場で活躍する医療従事者が
「ITLS advanced course」を受講。
その姿を間近で見学しながら、受講のサポートをおこないました。

 10月5日(土)6日(日)、長久手キャンパスにて「ITLS advanced course」がおこなわれました。ITLSとは「International Trauma LifeSupport」の略で、アメリカ救急医学会と救急医協会(National Association of EMS Physicians) から後援されており、世界27カ国で正式コースを開催。20カ国で支部が設立されています。ITLS advanced courseは病院搬入前の外傷処置教育訓練のことで、パラメディック(救急救命士)や救急医療関係者向けに1982年8月から開始されています。今回、このコースを受講するために臨床現場で活躍されている医療従事者が全国から来校。その様子を健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻の学生たちが見学や実習の補助役として参加しました。

 午前中は座学中心。学生たちは午後からの会場設営をおこなった後、講義を聴講しました。昼食後は妊婦、高齢者、熱傷の3対象について、どのような処置をするのが最適かをケーススタディ方式で学んでいきます。学生たちは、1日目は熱傷・高齢者・妊婦の傷病者を、2日目は外傷傷病者を演じ、実習の手助けをおこないました。

 このように現場で活躍する医師、看護師、救急救命士の皆さんが自己研鑽のために学ぶ姿を目の当たりにできるのは、学生たちにとって大いに勉強になったことでしょう。今後も本専攻では学生たちにとって学びのチャンスとなる機会を提供していきます。