
ビジネスアイデアを創出・発表するグループワークを通じ、実践した新入生、
サポートした上級生ともに、確かな成果を手にしました。
愛知淑徳大学では、学部・学科(専攻)ごとに「新入生研修合宿」をおこなっています。この合宿では、学生生活を円滑にスタートさせるために、教員や学生運営委員が中心となって、きめ細かい履修指導や各学科(専攻)の学びの導入となる企画を実施しています。
ビジネス学部においても、教員のサポートのもと、新2、3年生31名の学生運営委員が協力し合い、新入生研修合宿の準備を進めました。メイン企画は、2011年度から導入している「アイデア・ワーク」です。このアイデア・ワークは、チームごとにビジネスアイデアを創出し、発表するというグループワークであり、創造力とコミュニケーション能力の養成を目的としています。

新入生約290名は、6グループ、40チームに分かれてアイデア・ワークにチャレンジしました。2013年度のテーマは「ポジショニングマップを使って新商品を開発しよう!― 緑茶・紅茶・スポーツドリンク編 ―」です。先輩である学生運営委員のサポートを受けながら、新入生は7~8名のチームごとにアイデアを出し合い、ひとつの新商品として具体化していきました。そしてリーグ戦形式で1チームずつプレゼンテーションをおこない、新入生が「新規性」「有用性」「実現性」のある新商品を提案したチームを投票で決定、緑茶・紅茶・スポーツドリンクから各2チーム、合計6チームが決勝戦に進みました。




上級生の司会で決勝戦が始まると、舞台となった大広間は熱気に包まれました。上級生からのエールに続いて、リーグ戦を勝ち抜いた6チームがアイデアを発表しました。6チームの提案は以下のとおりでした。チームみゃお②「自分だけのお茶(期間限定でご当地茶葉を使用、粉末を入れて濃さを調節)」、チームけいたん「普通の紅茶 普通はNo.1を越える」、チームゆん「くるくるし茶う?味は3段階、お茶にこだわるあなたに」、チームじゅんじゅん「れもっか がんばっている君へクエン酸!」、チームぴろこ①「OFFICEの贅沢、OLの味方」、チームぱんちゃん②「飲んで出して綺麗Water」。
堂々とプレゼンテーションをするチームの代表たちに会場は大いに盛り上がり、惜しみない拍手が送られました。個性豊かな、魅力あふれるアイデアが次々と発表され、教員による審査は大接戦となりました。



星が丘キャンパスを出発した時、新入生は緊張気味でしたが、2日間の研修合宿を通じて、新しく出会った仲間や先輩、先生との親睦を深め、これから始まるビジネス学部での実践的な学びへの意欲を高めることができました。また、学生運営委員は、新入生の時にアイデア・ワークに参加した経験やその後のビジネス学部での学修を企画に生かしながら、大きな達成感を味わうことができました。新入生・上級生の双方にとって、このような「アイデア・ワーク」を企画し、実践した経験は、社会で活躍するビジネスパーソンへの確かな第一歩となるでしょう。
優勝チーム チームぴろこ① 代表者コメント

アイデア・ワークでは、私たちのチームは紅茶の新商品を考案しました。まず取り組んだのが、紅茶をビジネスの目線で客観的に捉えること。実際に4種類の紅茶を試飲し、味の特徴やターゲット別に商品を分類しました。その上で、若い女性をターゲットに設定し、「ブルーベリー果汁を加えて疲労回復の効果もねらおう」「口紅が落ちにくい、スクイズボトルのような飲み口にしよう」「結露防止のコースターをおまけにつけよう」など、次々とアイデアを出し合いました。そして、
発表では、自分たちのことを「わが社」と表現し、ビジネスパーソンの視点に立って商品のポイントを伝えるなど、印象に強く残るプレゼンテーションにしようと努めました。結果、先生方にも高い評価をいただき、チームの皆で達成感を分かち合いました。これから4年間も、コミュニケーション能力や行動力を発揮し、仲間と互いに学び合って、学生生活を充実させていきたいと思います。
ビジネス学会 学生運営委員コメント

「より実りの多い新入生研修合宿にしよう!」という思いのもと、新2・3年生の運営委員が結束して企画・運営に力を注ぎました。昨年までは先生方がおこなっていた全体ガイダンスの司会進行も私たち学生が務め、さらに、新入生がより多くの人と関わり合えるようにアイデア・ワークのプログラムにも工夫を凝らすなど、新しい試みを積極的に取り入れていきました。運営委員一人ひとりが授業やゼミで修得したビジネスの専門知識を活用し、新入生のグループ分け、スライドや資料の準備などに取り組み、
学生生活の好スタートにつながる新入生研修合宿が実現できたと達成感を感じています。参加した新入生たちだけでなく、運営側の私たちにとっても貴重な学びの機会になりました。来年、再来年も、後輩たちが新たなアイデアや工夫をこらして新たな新入生研修合宿へと進化させ、「仲間と共に主体的に行動する」ビジネス学部生の伝統を受け継いでほしいと願っています。