
都市環境デザインコースの学生たちがコンペティションに参加。
提案した「AIMOKKU」がオフィシャルグッズとして採用・商品化されました。
来場者50万人を突破した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」。この一大イベントの公式グッズを新しい視点や感性でつくり出すために、あいちトリエンナーレ実行委員会とクリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会が「オフィシャルグッズ・学生コンペティション」を開催しました。公開プレゼンテーションと審査を経て、オフィシャルショップに並んだのは6作品中3作品。そのひとつが、メディアプロデュース学部 都市環境デザインコース・清水裕二先生のゼミ生が提案した「AIMOKKU」でした。プロのデザイナーや企業の方々と協働しながら、実社会で通用するモノづくりを体験的に学んだ学生たちは、企画力や実行力、協調性などを磨き、達成感や自信を得ていました。
ここでは、あいちトリエンナーレ2013オフィシャルグッズ関連のイベントをダイジェストでご紹介します。

《清水ゼミの学生たちが提案・商品化した「AIMOKKU」》
愛知県を象徴する建築物のシルエットをデザイン化した、木製カードスタンドです。材料は、名古屋市など県内の街に潤いをもたらす街路樹の剪定材。愛知の環境問題や街への興味喚起をめざしたグッズです。写真やポストカードなど「思い出」を自由に飾り、楽しむことができます。3個セットで2種類を展開しました。
オフィシャルショップ
あいちトリエンナーレ2013オフィシャルショップ オープニングセレモニー

あいちトリエンナーレ2013の開会2カ月前にオープンを迎えた、名古屋三越栄店7階特設会場のオフィシャルショップ。セレモニーでは、大村秀章・愛知県知事、あいちトリエンナーレ2013芸術監督・五十嵐太郎氏、あいちトリエンナーレ2013出展アーティスト・ヤノベケンジ氏などによるテープカットがおこなわれました。
大村知事は挨拶の中で「あいちトリエンナーレ2010は、57万人以上もの来場者数を記録しました。今回も、それ以上の賑わいが生まれるよう願っています」と力強くコメント。このセレモニーを清水先生や学生たちも見学し、さらに、店頭に並ぶ「AIMOKKU」を目の当たりにして、あいちトリエンナーレ2013の成功を強く願っていました。



トークイベント
あいちトリエンナーレ2013パブリックプログラム クロスキーワード「オフィシャルグッズ・学生コンペティションの裏側」
オフィシャルグッズ・学生コンペティションで商品化を果たした3大学の学生たち16人と、あいちトリエンナーレ2013公式デザイナー・廣村正彰氏、プロダクトデザイナー・本田敬氏(メ~ブツ代表)、クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会・江坂恵里子氏による公開トークイベントが開催されました。学生コンペティションの趣旨、公開プレゼンテーションの様子、商品化までのプロセスなどについて語り合われ、3商品の講評もおこなわれました。

清水ゼミの学生たちは「あいちトリエンナーレ2013のテーマ『揺れる大地 ― われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活』をどう反映するのかを考え、思い出を飾ることのできるカードスタンドを提案しました。商品化への壁となったのは、コストです。より多くの人に手にとっていただけるよう価格を抑えながら、いかに美しく、安全なデザインにするか。改善を重ね、納得のいく仕上がりを実現したことは、今後、実社会でも活かしていきたい良い経験になりました」と力強くコメント。清水裕二先生も「学生たちにとって"初仕事"といえる、実社会に通じる実践の場になったと感じています」と語り、貴重な機会をいただけたことに、学生たちと共に感謝の気持ちを述べていました。
あいちトリエンナーレ2013への思い、モノづくりへの熱意を参加者全員で共有できた今回のトークイベントは、コンペティションや商品化の過程で得た知識、協働して創り上げていく力、そして人と人とのつながりを確かなものにする有意義な時間となったことでしょう。


