
観光を学ぶ学生たちが、「名古屋の街歩き」ツアーを企画。
8カ国からの留学生に日本の歴史や文化を伝えました。
地域や社会、世界を舞台に、大学の理念「違いを共に生きる」ことができる人材の育成をめざす、交流文化学部。「言語コミュニケーション」「言語教育」「国際教養」「社会貢献」「観光」の5つの専門分野を広く深く学ぶカリキュラムを展開しています。
その中でも「観光」分野に属する加納和彦先生のゼミでは、観光ビジネスやホスピタリティを専門としています。岐阜県大垣市のプロモーション活動に携わるなど、観光による地域活性など、実践的な活動にも力を注いでいます。さらに学生たちは自ら「学んだことを活かせるフィールドを広げたい!」と意欲を燃やし、名古屋の観光発信を目的とする"わっぷ"という学生有志グループを結成。名古屋の観光マップづくりに取り組むとともに、10月5日(土)には留学生を対象とした「名古屋の街歩き」ツアーを実施しました。

この「名古屋の街歩き」ツアーは、"わっぷ"メンバー17人が7月に企画し、9月頃から本格始動したプロジェクトです。加納先生の指導のもと、授業やゼミで学んだ観光プランニングの知識を応用し、各自が考えたツアー案をもとにプランをつくり上げました。決定したテーマは「名古屋の歴史を知ろう!」。名古屋の魅力をどう伝えるか、どうまわれば安全に楽しく歩けるのか、詳細なプランを練り上げ、当日を迎えました。

参加した留学生は、本学の留学生別科に入学して間もない8カ国9人。"わっぷ"の学生10人がガイドを務め、熱田神宮から白鳥庭園にかけて、3時間ほど歩きました。学生たちは、熱田神宮では神社での参拝方法や日本の歴史、白鳥庭園ではお抹茶の飲み方をそれぞれレクチャー。留学生たちは日本の生きた文化にふれて感激し、笑顔を輝かせていました。観光の学びを深めるだけでなく、学生と留学生一人ひとりにとって、交流を深める貴重な機会になったようです。
こうした実践で得た経験や自信、気づきなどを糧に、学生たちは次なるプロジェクトに挑み、さらに大きく成長していくことでしょう。




人と人、人と街を結ぶきっかけをつくりたい!
2年次の3月、「学んだことを学外のフィールドで活かしたい!」という私たち学生有志グループの思いを加納先生が受けとめ、応援してくださり、"わっぷ"を結成させました。今回の「名古屋の街歩き」ツアーを仲間と共に企画・実践し、約半年のなかで多くの学びが得られたと手応えを感じています。無理なく歩けるスケジュールの組み立て方、より相手に伝わる観光ガイドの仕方など、実際にやってみると難しいことばかりで、細かい部分まで考え、検証することの大切さも学びました。その経験を今後、"わっぷ"の活動はもちろん、加納ゼミで取り組んでいる大垣市のプロモーション活動、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)でのさまざまな地域活動にも活かし、自分の可能性も大きく広げていきたいと考えています。