
今年で7回目を迎える教育学会主催の「学遊フェスティバル だいがくで、あそぼう!」。教育学科が新設された2007年から続く、伝統的な行事です。開催されたのは、お祭りムード漂う淑楓祭2日目の11月3日(日)。この日は、教育学科のブースに地域の子どもたちやご家族が大勢訪れ、大いに賑わいました。中には子どもたちだけで遊びに来ている来場者もおり、このフェスティバルが地域から多大な信頼を得ていること、毎年楽しみに待っている子どもたちがいることがうかがえました。
その熱い期待に応えるために奮闘したのは、教育学科の2年生約20名。今年から新たに2つのブースを追加し、「図工」「音楽」「体育」「理科」「特別支援」「学ブース」「遊ブース」の7つのブースで子どもたちをおもてなししました。どのブースからも子どもたちの元気いっぱいの声が聞こえ、笑顔であふれていました。そんな一人ひとりを見守っていた学生たちも、もちろん、笑顔いっぱい。一緒に楽しみながら、教育者に必要なスキルやマインドを磨いていました。
図工 作ってわくわく!

紙コップやペットボトル、紙パックなど、身近なものを使って、子どもたちは動くおもちゃ作りに挑戦。学生たちに見守られながら作るその表情は真剣そのもの。自分の納得がいくまで、細部にまでこだわり、ペンを走らせていました。
音楽 楽器を使って演奏だ!

学生の奏でる音楽に合わせて、足踏みをしたり、手を叩いたり。子どもたちは全身で音楽を楽しみました。また、学生たちと一緒に作った手作りのカスタネットを使って演奏にもチャレンジ。明るく賑やかな音が教室に響きわたりました。
体育 思いっきり動こう!

ハードル飛び、ボール投げ、玉入れなど、体を使って遊べるアスレチック広場にはたくさんの子どもたちが集まりました。学生たちは参加する子どもの運動能力に合わせて難易度を変えるなど、子どもたちが思いっきり楽しめるよう、サポートしていました。
理科 身の回りの不思議を解決!

手元に戻ってくる飛行機やスライムづくりなど、不思議な実験を体験できるのが、理科のブース。「なんでこうなるの?」「すごーい!」と子どもたちは大興奮! 興味津々で学生の説明に聞き入り、科学のおもしろさに触れていました。
特別支援 障がいについてしろう!

子どもたちに障がいのあるお友達の気持ちを感じてもらいたいと、視覚障がいや聴覚障がいを疑似体験できるコーナーなどが設けられました。子どもたちは目隠しをして、洗濯物干しにチャレンジ。「全然わからない」と、障がい者の大変さを実感したようです。
学ブース

迷路のように仕立てられた教室内を大冒険! 途中に現れるクイズに答えながら、教室内に隠されているキーワードを探して、ゴールをめざしました。正解した数によって、学生たちが折り紙で作ったペンダントやバッチなどをプレゼント。参加した子どもたちは、嬉しそうに受け取っていました。
遊ブース

決められた時間に、学生たちがバルーンアート講習や手遊びを中庭で実施。太陽の光を浴びながら、子どもたちはお兄さん・お姉さんたちとの交流を楽しみました。学生たちは参加する子どもたち全員に気を配りながら楽しいひと時を過ごしていました。
学校での学びと今日の経験がリンクすることを願って。

「子どもたちに経験を通して学んでほしい」。そんな思いを込めて、企画や準備に取り組みました。特に、昨年の学遊フェスティバルから加えた2つのブースは私たちの思いを形にしたものです。子どもたちが私たちと関わり合いながら、主体的に参加できる企画を考えました。各ブースでも、体験を通して驚きや感動を得て欲しいと、積極的に子どもたちに声を掛けるようにみんなで協力し合いました。用意した企画はすべて小学校や中学校の学びにつながるもの。いつか学校で勉強した時に今日の経験を思い出してくれたら、とてもうれしく思います。
今日、こうして子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができて、大きな喜びを感じています。学遊フェスティバルでの経験や実感を日々の学修や教育実習に活かし、子どもたちが楽しみながら学べる教育を実践していきたいと考えています。