アドミッション・ポリシー

2025年度 学科・専攻別 アドミッション・ポリシー

文学部
国文学科

①学生に期待すること
 文学作品を深く鑑賞する感性と、自らの考えを適切な表現によって文章化し得る能力を高め、社会の発展に寄与する人材となることを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 書物と主体的に向かい合う姿勢や、自身の意見を論理的な文章によって書き表す能力を有すること。また、その前提となる基本的な文章読解力や語彙力が身に付いていることを重視する。
③入学前学習として推奨すること
 図書館などを大いに活用し、書物の世界に慣れ親しむこと。また、読後に要点や感想などを書き出してまとめ、思考力と文章力を養うことも推奨する。

教育学部 ※2025年4月開設予定(仮称・設置構想中)
教育学科

 教育学部では、教員としての専門的知識、総合力、実践力を身に付け、社会や教育界の発展に寄与したいと考えている意欲的な学生の入学を求める。

①学生に期待すること
 小学校又は特別支援学校の教員、中学校・高等学校教員(英語)として活躍するために、必要な専門的な知識と技能の習得に積極的に取り組むことが求められる。また、教育が直面する諸問題に対応する力を備え、豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた教員を目指して努力することを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 将来、小学校教員又は特別支援学校教員、中学校・高等学校教員(英語)として、学校教育に携わりたいという強い意欲があり、教育に対する情熱と責任感を有することを重視する。また、自ら進んで他者と協働して課題に取り組むコミュニケーション能力を備えていることも必要である。
③入学前学習として推奨すること
 教師として幅広い分野での基本的な学力が必要となるため、高等学校までに学習する教科・科目の基礎的知識と技能を着実に習得しておくことが不可欠である。また、教育問題や教育活動に関心を向けることも重要である。

人間情報学部
人間情報学科 感性工学専攻

①学生に期待すること
 情報デザイン制作と情報システム制作において、人の感性に関する知識とAI(人工知能)技術を活用することにより、AI時代の情報化社会においてSTEAM人材として活躍する意欲を持つことを期待する。
※STEAM人材とは、科学的でありつつも、創造的な発想で技術開発や問題解決のできる人材を指す。
②学生募集に際して重視すること
・人の感性やユニバーサルデザインの視点から効果的な情報サービス、製品、空間をデザインしたり、人にやさしく豊かなデジタルライフを提案・創造したりすることに関心を持っていること。
・AIやIoT、ビッグデータ、ロボット制御の技術を応用してアプリを開発したり、情報システムを構築したりすることに関心を持っていること。
・これらの内容について記載された文章や図表を理解できる論理的・数理的な思考力と基礎学力を身に付けていること。
③入学前学習として推奨すること
・感性やユニバーサルデザイン、AI、IoT、ビッグデータ、ロボット等のキーワードを含む記事、ならびにそれらが情報サービス、製品、空間のデザインやアプリ・情報システムに活用されている事例について記載された記事に日頃から目を通すこと。
・これらの記事の論旨を要約できる力や主張の根拠の妥当性を的確に指摘できる力、ならびに記事内に記された図表が示す意味を読み取る力の向上に努めること。

人間情報学科 データサイエンス専攻

①学生に期待すること
 統計学に基づく伝統的なデータ分析法から機械学習等のAI(人工知能)を駆使した最新のデータ分析法までを修得することで、AI時代の情報化社会において、データ分析のスペシャリストとして活躍する意欲を持つことを期待する。
②学生募集に際して重視すること
・データ分析により、人の知覚や感情、行動、運動、性格等の“人”を理解することに関心を持っていること。
・データ分析の知識と技術をマーケティングやエンターテイメント、スポーツ、流通、情報通信、健康、福祉等の多岐に渡る分野に応用することに関心を持っていること。
・これらの内容について記載された図表や文章を読み解く論理的・数理的な思考力と基礎学力を身に付けていること。
③入学前学習として推奨すること
・新聞、雑誌、WEBページなどに記載された図表を含む記事や広告等に日頃から目を通すこと。
・記事や広告等に記載された図表の示す意味や図表を表示する効果、図表とその説明文章との関係性を読み解く力、ならびに読み取った内容を要約して文章化できる力の向上に努めること。

心理学部
心理学科

①学生に期待すること
 心理学部では、人間に関わるさまざまな現象に関心を持ち、論理的かつ客観的に分析していく姿勢が求められる。また、人の心の問題について自分なりの考えを持っているだけでなく、異なる意見を持つ人たちと議論しながら考えをまとめていくことも必要となる。こうした学修活動に積極的に取り組むことが期待される。
②学生募集に際して重視すること
 心理学部では、自らおこなう心理学の研究を卒業論文という形でまとめる。そのためには、図表などからデータを読み取り、それに基づいて客観的に考え、まとめる力が必要である。また、自分の考えを主張するだけでなく、多角的な視点をふまえた上で他者と議論するコミュニケーションの力も必要となる。さらに、本学心理学部で学ぶことができる内容についても、偏りなく把握しておくことが重要である。
③入学前学習として推奨すること
 心理学は、文系・理系といった枠にとらわれない。文章理解力や数学的な分析力はもとより、人間の生物学的な特徴の理解も必要であるし、社会学的な視点も必要である。つまり、高校で学ぶ主要教科の基礎学力をバランスよく確実に身につけておく必要がある。そのため、受験のための教科以外についても、高校までの学習内容を復習しておくことが大切である。

創造表現学部

 創造表現学部では、それぞれの専攻の学修を通じて「表現力」「創造力」「コミュニケーション力」を高めることによって、豊かな自己表現ができ、実社会の諸問題にも適切な対処ができる人材の育成を目標にしている。この目標を達成するために、入学者には以下の点を期待する。

創造表現学科 創作表現専攻

①学生に期待すること
 知的財産としての言語文化・表象文化についての興味関心と、それについて深く学ぼうとする意欲とを抱いて入学してほしい。
②学生募集に際して重視すること
 本専攻のカリキュラムを理解し、文芸を中心とした創造的な表現活動に携わり得る知識と実践的な表現技術とを修めるのに必要な基礎力を有していること。
③入学前学習として推奨すること
 高等学校までの学習範囲の知識・技能の修得。特に、国語の学習や読書を通して、文章を筋道立てて読み取る読解力と、自分の考えを正しく明確に表すことのできる表現力を磨いてほしい。

創造表現学科 メディアプロデュース専攻

①学生に期待すること
 現代のメディア社会の課題に関心を持ち、マスメディアやソーシャルメディアの役割を知ること。そうした社会のなかで、デジタルメディアや映像、情報デザインなどを通した表現に取り組み、創造的な価値をもたらすクリエイティブな人を目指すこと。
②学生募集に際して重視すること
 基礎的な読解力や作文能力、他者とコラボレーションできるコミュニケーション能力、ビジュアル、写真、映像などを用いた表現力を持つことが望ましい。あるいは、これらの能力の向上に前向きであること。
③入学前学習として推奨すること
・映像作品や、身の回りにあるデザインなどに興味を持ち、それらがどのように制作されているのか、自ら調べて情報収集する。
・社会や表現活動の動向を多角的に見る習慣を身につける。具体的には、関連分野の読書や報道番組の視聴、芸術作品の鑑賞や批評に触れること。

建築学部 ※2025年4月開設予定(仮称・設置構想中)

 建築学部は、建築とその内部空間、建築群を含む都市と地域、周囲環境との関わり方を考え、国や地域の歴史や文化、風土・気候などの多様な観点から将来目指すべき持続可能な建築・都市の未来像を構想する。建築・まちづくり、住居・インテリアデザインを学術的・実践的に学ぶことは、様々な学問領域を横断的・縦断的に学び応用することでもあることから、従来の思考の枠組みや自身の無意識の限界を自ら越えようという意欲と熱意を持つ学生の入学を期待する。

建築学科 建築・まちづくり専攻 ※2025年4月開設予定(仮称・設置構想中)

①学生に期待すること
・建築・まちづくりに限らず、様々なモノやコトに対する好奇心と興味・関心を持つこと。
・知らないことや知っているつもりのことを、自身の頭と身体を使って理解しようと心掛けること。
・建築やまちづくりを学ぶことを通して自然・環境・工学・芸術・歴史・文化・風土などのつながりを意識し、部分と全体とを同時に見る広い視野を持てるように心掛けること。
②学生募集に際して重視すること
・建築や環境・都市の機能や文化など有形無形のモノやコトを創造することに深い関心と高い情熱を持っていること。
・建築空間を目的に応じて機能的にしつつ生理的・心理的に心地良くすることに深い関心と高い情熱を持っていること。
・既存の建築と周囲の都市・環境に新たな機能と価値を加え、歴史・文化・伝統を継承し再生・発展させることに深い関心と高い情熱を持っていること。
③入学前学習として推奨すること
・建築やまちづくり等にとらわれず、幅広い分野の書籍・文献等をたくさん読み多様な世界に触れること。
・年代や場所にとらわれず様々な地域の街並みや建築を訪れ、それらの全体や細部・内部、周囲環境を見るとともに五感で建築空間の環境を感じ取ること。
・建築学は文系・理系などの学問分野の枠にとらわれず、様々な分野の学問を学び多様な視点を持つことが求められる。このことを踏まえて、国語や数学における文章理解力や数理的分析力のみならず、環境や歴史、地域・社会への関心など、高校で学ぶ教科・科目の基礎的学力をバランスよく習得すること。

建築学科 住居・インテリアデザイン専攻 ※2025年4月開設予定(仮称・設置構想中)

①学生に期待すること
・住居・インテリアデザインに限らず、様々なモノやコトに対する好奇心と興味・関心を持つこと。
・知らないことや知っているつもりのことを、自身の頭と身体を使って理解しようと心掛けること。
・住居・インテリアデザインを学ぶことを通して自然・環境・芸術・歴史・文化・風土などのつながりを意識し、部分と全体とを同時に見る広い視野を持てるように心掛けること。
②学生募集に際して重視すること
・住居の形態や住まい方、空間内部の機能や視覚的デザインなど有形無形のモノやコトを創造することに深い関心と高い情熱を持っていること。
・住居空間を目的や住まい方に応じて機能的にしつつ視覚的・心理的に心地良くすることに深い関心と高い情熱を持っていること。
・既存建築の内部空間に新たな機能と価値を加え、歴史・文化・伝統を継承しつつ再生・発展させることに深い関心と高い情熱を持っていること。
③入学前学習として推奨すること
・住居やインテリアデザイン等にとらわれず、幅広い分野の書籍・文献等をたくさん読み多様な世界に触れること。
・様々な地域の街並みや建築を訪れ、それらの全体や細部・内部、周囲環境を見るとともに五感で建築空間の環境を感じ取ること。
・建築学は文系・理系などの学問分野の枠にとらわれず、様々な分野の学問を学び多様な視点を持つことが求められる。このことを踏まえて、国語や数学における文章理解力や数理的分析力のみならず、環境や歴史地域・社会への関心など、高校で学ぶ教科・科目の基礎的学力をバランスよく習得すること。

健康医療科学部

 本学部は、言語聴覚学・言語聴覚障害学、視覚科学・視能学、理学療法学・リハビリテーション療法学、臨床検査学・臨床病態学、救急医療・救急救命学の専門家としての医療人の養成、心身の健康に関する広範な知識をもった教員を含めた生涯健康社会のリーダーの育成、医療や健康科学の現場で活躍する人材の養成を目指している。
 上記の目標を達成するために、入学者には次の4点を期待する。
①医療を含め、健康維持や健康回復に関する高い関心を有し、将来、こうした分野の専門家として社会貢献する強い意思を有していること。
②病気や障がいのある人、高齢者などに対して、「違いを共に生きる」の理念に基づき、尊敬と人権尊重の精神を有し、日常的な生活においても、こうした精神を実践できるような人間性を有していること。
③新しい知識や技能の習得に積極的で勉強熱心であり、科学的思考力、論理的思考力、実践的行動力を習得しているか、それらを新たに習得することに積極的であること。
④人間関係において、適切な自尊感情を有するとともに、他者を尊重し、良好な関係を築くことのできるコミュニケーション能力を習得していること。あるいは、それらを新たに向上させることに積極的であること。

医療貢献学科 言語聴覚学専攻

①学生に期待すること
 言語聴覚士の国家資格をめざす強い意思を持ち、専門領域を学ぶ意欲と情熱を持つことを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 自己表現力、読解力、作文能力、論理的思考力を身に付けていることと、豊かなコミュニケーション能力を身に付けていることが重要と考える。
③入学前学習として推奨すること
 以下のことを通して言語聴覚士の職務内容などについて情報を得、自らの関心について自覚することが望まれる。
・オープンキャンパス参加、言語聴覚士の職場見学、ボランティア活動
・書籍やマスメディアを用いた言語聴覚学に関する情報収集

医療貢献学科 視覚科学専攻

①学生に期待すること
 視覚の研究を通して科学的思考と問題解決の方法論を習得するとともに、医療にふれる中で健康への安心と人への温かくかつ真面目な姿勢を養い、社会の現場において自己実現をするとともに信頼される人材となることを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 本専攻では医療職である視能訓練士の資格取得も目的の一つである。医療職に求められる健康科学への関心と、コミュニケーション能力を重視する。
③入学前学習として推奨すること
 日本語能力を含む基礎学力の充実と、広い分野の読書を推奨する。また、ボランティア活動の経験も推奨する。

医療貢献学科 理学療法学専攻

①学生に期待すること
 理学療法士の国家資格取得に向けて、専門領域の知識・技能を学ぶ意欲を持ち、医療や福祉に関する幅広い知見と高い倫理観を有する人材となることを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 医療職に求められる高い倫理観と健康科学への関心と、読解力、作文能力、論理的思考力、コミュニケーション能力を重視する。
③入学前学習として推奨すること
 日本語能力を含む基礎学力の充実と、種々のメディアを活用したグローバルな情報収集能力とボランティア活動を通じた行動力の養成を推奨する。

医療貢献学科 臨床検査学専攻

①学生に期待すること
 臨床検査技師の国家資格取得に向けて、専門領域の知識・技能を学ぶ意欲を持ち、保健・医療・福祉に関する幅広い知見をもとに他者と協働し、医療や医学研究・教育を通して社会へ貢献する人材となろうとする意欲を持つことを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 保健・医療・福祉を中心とした人間や社会への関心と、読解力、作文能力、論理的思考力、コミュニケーション能力、積極性、自主性を重視する。
③入学前学習として推奨すること
 日本語能力を含む基礎学力の充実と、広い分野の読書やボランティア活動などを通して人間や社会に対する理解を深める活動を推奨する。

スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻

①学生に期待すること
 本専攻は、体と心の健康に関する広範な知識を持った生涯健康社会のリーダーの育成を目指している。健康や運動に関する知識だけでなく、社会の動きにも興味を持ち積極的に学ぶ姿勢を持つことを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 心身の健康に関して学ぶ姿勢、社会情勢についての広い関心を持っていること、さらに、自らの健康だけではなく社会に資するために、他者への配慮を心がけることや円滑なコミュニケーションをはかることも重要だと考える。
③入学前学習として推奨すること
 教科書的な知識だけでなく、書籍やマスメディアからも広く健康・スポーツ・社会に関して学んでおくことが望まれる。

スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻

①学生に期待すること
 本専攻は、救急救命の専門知識および実践力を身につけ、医療と地域社会の課題解決に貢献できる質の高い救急救命士を育成することを目指している。救急医療に関する知識だけでなく、国内外の社会情勢等にも積極的に興味を持ち、見聞を広め学ぶ姿勢を持つことを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 生命を守り、社会に貢献したいという強い信念を持っていること。さらに、救急救命士の資格を取得し、消防、自衛隊、海上保安庁、警察等の地方・国家公務員、医療機関等で活躍したいという強い意欲があることも重要であると考える。
③入学前学習として推奨すること
 救急救命士として求められる知識や技術を身につけるために、基礎的な学力を有するための事前学習が望まれる。また、メディアや書籍を通して社会や健康に関して広く学んでおくことが推奨される。

食健康科学部

 本学部は、食健康科学の知識を有し、「食」と「栄養」の専門家として食品分野や健康分野の現場で活躍する人材の養成を目指している。この目標を達成するために、入学者には次の点を期待する。
①学生に期待すること
 健康維持や疾病予防における食と栄養の係わりに関して高い関心を有し、将来、「食」と「栄養」の専門家として社会に貢献する強い意志を有していること。
②学生募集に際して重視すること
 「食」と「栄養」に関する新しい知識や技能の修得に積極的で向学心が高く、科学的思考力、論理的思考力を修得することに積極的であること。
③入学前学習として推奨すること
 人間関係において、他者を尊重し、良好な関係を築くことのできるコミュニケーション能力を有していること、あるいは、それらを修得し、向上させることに積極的であること。

健康栄養学科

①学生に期待すること
 「「栄養」、「食」の科学に関する学修・研究を通して科学的思考と問題解決の方法論を修得すると共に、管理栄養士の現場にふれる中で保健・医療・福祉への関心と豊かな人間性を養い、社会の現場において自己実現できる人材となることを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 保健・医療・福祉に関して高い関心と真摯に学ぶ姿勢、社会情勢や当該分野に関連する様々な事象に対して向学心を持っていること、さらに、自らの健康だけでなく、社会に資するために他者への配慮を心掛けることや円滑なコミュニケーション能力を持っていることも重要である。
③入学前学習として推奨すること
 高等学校で学ぶ生物、化学の基礎的な知識を身に付けておくことに加え、「健康」、「栄養」、「食」に関する分野の図書や雑誌、新聞記事などを読んでおくこと。

食創造科学科

①学生に期待すること
 食健康科学に関する学修・研究を通して科学的思考と問題解決の方法論を修得すると共に、創造性や先見性を有した食創造力を持って食産業、健康産業に貢献する人材となることを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 「食」と「栄養」に関する専門知識と創造性に関して高い関心と真摯に学ぶ姿勢を有し、「食」や「健康」に関連する様々な事象に対して向学心を持っていること、さらに、社会に資するために他者への配慮を心掛けることや円滑なコミュニケーション能力を持っていることも重要である。
③入学前学習として推奨すること
 高校卒業レベルの基礎的な知識だけでなく、図書や、雑誌、新聞記事などのマスメディアから、「食」、「栄養」、「健康」に関する分野の知識を意欲的に吸収し、自ら考える習慣を身に付けていることが望まれる。

福祉貢献学部

 福祉貢献学部は、福祉マインドを培い、福祉的な思考と実践力を身につけ、社会福祉、及び子ども福祉分野で活躍したいと希望する学生を求める。

福祉貢献学科 社会福祉専攻

①学生に期待すること
 社会福祉の仕事に関心を持ち、人間や社会について広い視野に立って学ぶとともに、福祉現場での実習や地域活動に主体的に取り組み、実践力を育てることを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 様々な人々と関わり援助することに前向きに取り組む姿勢や肯定的な人間関係を育む能力を有すること。また、大学での学びの基盤となる高校等での学習習慣と基礎学力が養われていることを重視する。
③入学前学習として奨励すること
 社会福祉の専門職は、人の生活に直面しなければならない。メディア等を通じて生活問題や社会福祉の動向に関心を持ち、考える習慣を身につける。また、様々な活動に参加し、主体的な行動力と安定した社会性を培う。

福祉貢献学科 子ども福祉専攻

①学生に期待すること
 保育士や幼稚園教諭の仕事に関心を持ち、必要な専門的知識や技術の習得に取り組むこと。人間形成に関わる仕事の重要性を自覚し、個性豊かな保育者をめざして努力することを期待する。
②学生募集に際して重視すること
 子どもの成長を援助することに前向きに取り組む姿勢や、肯定的な人間関係を育む能力を有すること。また、大学での学びの基盤となる高校等での学習習慣と基礎学力が養われていることを重視する。
③入学前学習として奨励すること
 保育士や幼稚園教諭など子どもの育ちや子育てを支援する専門職には、寛容な人間性と多様な能力が要求される。様々な活動に参加し、主体的な行動力と安定した社会性を培うこと。また、子どもや家庭を取り巻く社会の動向にも目を向ける。

交流文化学部
交流文化学科 ランゲージ専攻

①学生に期待すること
 ランゲージ専攻では、しっかりとした日本語力を基礎に様々な言語や文化の知識そしてコミュニケーション能力の修得を通して、国際社会で活躍したいと考える学生の入学を期待している。
②学生募集に際して重視すること
 次のことに関心を持ち、個性を伸ばし、自らを磨いていこうという意欲のある人を歓迎する。
  (1)幅広い視野から異文化を理解する力を身につけたい人。
  (2)文化に関する知識、および多言語活用能力をはじめとする異文化コミュニケーション能力の向上を目指す人。
  (3)外国語を使用したスピーチ、ライティング、演劇など自己表現、また言語を教育する力を身につけたい人。
③入学前学習として推奨すること
  (1)世界の言語・文化への関心を持ち、自らの基礎的なコミュニケーション能力の向上に努める。
  (2)言葉を使用して自らを表現する一方、他の人の自己表現から学ぶ態度を養う。
  (3)自らの母語である日本語の知識とスキルを伸ばす。
  (4)お互いを理解・尊重し合い、他人の喜びを共に喜び合える態度を養う。

交流文化学科 国際交流・観光専攻

①学生に期待すること
 国際交流・観光専攻では、現代社会で起こるさまざまな事象を多方面からとらえ、かつ社会の発展に寄与するために、実践力・行動力を持つ人材へと成長することを目指す学生の入学を期待している。
②学生募集に際して重視すること
 次のことに関心を持ち、個性を伸ばし、自らを磨いていこうという意欲のある人を歓迎する。
  (1)幅広い視野から文化・社会を理解する力を身につけたい人。
  (2)フィールドワークなどの体験学習を通して、社会に貢献する力を身につけたい人。
  (3)ホスピタリティ精神を培い、学び取った知識・経験を社会に還元する意欲を持つ人。
③入学前学習として推奨すること
  (1)広い視野から社会を眺めるため、地域や国を超えた人の交流や世の中の出来事にたえず関心を持ち、情報収集力をつける。
  (2)言語・社会・文化への関心を持ち、自らの基礎的なコミュニケーション能力の向上に努める。
  (3)ささいなことにも関心を持ち、実際に自らの目で物事を見つめる好奇心・探求心を養う。
  (4)お互いを理解・尊重し合い、他人の喜びを共に喜び合える態度を養う。

ビジネス学部
ビジネス学科

 ビジネス学部は、国内外のビジネスの現場で能力を発揮することを通じて、社会の発展に貢献する人材を育てる。1)さまざまな職種、業種で役に立つ知識やスキル、2)直面する問題を解決するための論理的な思考力や判断力、3)組織の目標を達成するための協調性やリーダーシップ ―― これらを身につけたい人の入学を求める。

①学生に期待すること
 ビジネス学部は、グループワーク、産学連携プロジェクトなどアクティブラーニングによる実践的な授業を多く開講しているほか、国内外のインターンシップ研修などもカリキュラムに取り入れている。このような授業に参画することを通じて、ビジネスの現場で必要となるさまざまな能力を身につけたいと考える人を歓迎する。
②学生募集に際して重視すること
 ビジネス学部では、ビジネスの現場で能力を発揮する人材になりたいという積極的な姿勢に加え、アクティブラーニングにおいて必要となる行動力、多様な考え方と向き合うコミュニケーション能力を重視する。
③入学前学習として推奨すること
 政治・経済など国内外の動きについて、新聞・テレビ・インターネットなどを通じて広く関心を持つことが大事である。また、重要なニュースや国際情勢については、自分の考えや意見を持つように心がける。国語・英語・数学など主要科目の基礎学力は学修の基盤となる。

グローバル・コミュニケーション学部
グローバル・コミュニケーション学科

 グローバル・コミュニケーション学部は、英語で考え、英語で情報を発信し、行動する、人・地域・世界の架け橋となる「地球市民」の育成を目標とした学部であり、「実用的な英語コミュニケーション能力を身に付けたい」「英語を使った仕事に就きたい」という学生を求める。

①学生に期待すること
 グローバル社会に求められる地球市民になるためには、高度な英語コミュニケーション能力とともに、幅広い教養も必要である。学生には、世界と日本の社会や文化、人間コミュニケーション、グローバルな課題などに関心を持ち積極的に学ぶ姿勢を期待する。
②学生募集に際して重視すること
 高度なコミュニケーション能力は、受動的な姿勢で身に付くものではない。すべての学部専門科目が英語のみで開講される"All English"の環境のもと、主体的に学ぼうとする意欲と姿勢を重視する。
③入学前学習として推奨すること
 高等学校までの英語学習をしっかりと理解・定着させておくことが、大学入学後の高度で実践的な英語コミュニケーション能力修得の基礎となる。新聞・書籍・インターネット・テレビなどを通じて、グローバルなトピックに常に関心を向けることも重要である。