交流

2016年02月18日

あいちサスティナ研究所×愛知淑徳大学CCC ~ともに!環境について学び合おう!~

あいちサスティナ研究所×愛知淑徳大学CCC ~ともに!環境について学び合おう!~

平成27年12月19日(土) 星が丘キャンパス 5号館1階 アクティブ・ラーニングスタジオ

未来の環境活動をテーマに、
企業・行政・他大学学生との報告会・交流会が開催されました。

 愛知県が平成27年から始めた環境活動の未来を担う人材育成プログラム「あいちサスティナ研究所」。このプログラムでは、愛知県下の大学生20人が研究員となり、パートナー企業から提示された環境活動の悩みに対し学生目線で解決策を提案。愛知淑徳大学からも2人の学生が参加し、去る10月31日(土)に研究成果報告会が行われました。この「あいちサスティナ研究所」と「コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)」が協働し、12月19日(土)、「あいちサスティナ研究所」の活動の成果を発表する報告会と交流会を開催しました。参加したのは本学学生とサスティナ研究所を主催した愛知県環境部、他大学学生、パートナー企業の方々です。
 会の前半では、愛知淑徳大学の学生団体「エコのつぼみ」と「アウトドアレストラン」が、自分たちの活動について、スライドを使って報告しました。「エコのつぼみ」は竹炭消臭剤を商品化・販売することで里山を守るプロジェクトを紹介し、手作り竹炭消臭剤の製作過程や、里山の大切さを伝えました。食環境の大切さをPRする「アウトドアレストラン」は、食への意識を高めるため、農作物の生産者との協働プロジェクトを企画しています。生産者が自らの思いを消費者に伝えるプレゼンテーションの様子をいきいきと語りました。

 続いて発表のバトンを受け取ったのが「サスティナ研究所」の4つのチーム。本学のビジネス学部 3年生 内海媛海さんが参加した「アイシン精機株式会社チーム」は、児童向け環境学習プログラムの発展のために新たな具体的な評価方法、継続的な実践方策を提言しました。「ソニーイーエムシーエス株式会社」「株式会社 三井住友銀行」「ユニーグループ・ホールディングス株式会社」の各チームもそれぞれ研究成果を披露し、その後はそれぞれのチームが企業の方々と質疑応答を重ね、より充実した環境活動が行なわれるよう解決策を提案しました。
 すべての発表が終わった後は、交流会がスタート。参加者はお互いの環境活動に対する評価や質問など話に花が咲き、会場のあちこちで笑顔がはじけました。発表を終えた内海さんは「自分たちの提案したものが、今後どのように取り組まれていくのか気になります。今後も継続的に関わっていきたい」とコメントしました。CCCでは、さまざまな環境問題に取り組む学生の活動を多くの人に知ってもらい、また学生同士のネットワークをつくってほしいと考えています。今後も企業や行政の方と学生が交流するきっかけを提供していきます。