追究

2018年02月23日

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

2017年12月15日 星が丘キャンパス42C教室

オーストラリア留学生には日本の文化や言語を、
愛知淑徳中・高生には異文化交流の魅力を伝えました。

 愛知淑徳大学 交流文化学部の学生が、愛知淑徳中学・高校生と、同中・高を訪問しているオーストラリア留学生を招き、日本の文化や日本語に親しみを持ってもらい、中高生には異文化交流に深く興味を持ってもらうための交流会を開催しました。交流会では、山本裕子ゼミに所属する"日本語教育"に関心のある学生が進行を務め、4種のアクティビティをおこないました。

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

 前半は、学生が留学生に対し、日本語の練習を兼ねて、「ビンゴゲーム」と「フルーツバスケット」を企画。ビンゴゲームでは、数字の代わりにホームステイ先で役立つように"食パン"や"歯ブラシ"などの単語を使用し、単語の書かれたカードが引かれるたびに、留学生にその単語を復唱してもらい、単語を覚えてもらえるように工夫しました。
 フルーツバスケットは、留学生に"リンゴ"や"ブドウ"などのフルーツを割り当て、ビンゴゲームと同様に、ゲームで使用されたフルーツの単語を練習。日本語でのルール説明もゆっくりと丁寧に行われたため、留学生は単語もルールも理解し、楽しくゲームに参加することができました。

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

 後半は、「日本語での会話練習(インタビュー)」と「年賀状制作」が行われました。会話練習では留学生が中高生を相手に、日本語で「こんにちは」とあいさつし、名前や好きな食べ物などをインタビュー。留学生は相手が答えた内容について日本語でメモを取り、書けない日本語を学生や中高生がフォローしました。
 年賀状は、留学生がホームステイ先の家族とオーストラリアの家族に向けて制作。「謹賀新年」といった文字や住所、名前の漢字など、学生らが見本を書いて教えました。

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

交流文化学部 山本裕子ゼミ 留学生交流会

 今回の交流会を通じて、学生らは外国人に日本の文化や言語を伝える難しさを実感したようです。同時に、「また交流会を開きたい」や「もっと時間をかけて企画したい」と、この経験を糧に、今後の学修や就職活動などに活かす意思を示していました。