追究

2018年10月24日

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

2018年7月28日(土)、29日(日) 一宮市・i-ビル シビックテラス

大塚ゼミの2年生が、一宮市の魅力を発信。
一宮七夕祭りでワークショップを実施しました。

 2018年7月28日(土)、29日(日)の2日間、一宮市で「一宮七夕まつり」が開催されました。昭和31年に始まった一宮市の夏の最大のイベントであり、日本三大七夕まつりの一つとして数えられています。この市民に根付いたお祭りで、ブース運営に携わったのがビジネス学部の大塚ゼミの2年生。マーケティングの知識を活用して課題解決につながるプロモーションの企画・運営しており、数多くの地域連携プロジェクトに挑戦しています。そのプロジェクトの一つが一宮市とのコラボレーション。お祭りブースの1つを受け持ち、一宮市の魅力を多くの人々に知ってもらうことを目標に、企画を立案していきました。お祭り本番では、市の職員の方々へのプレゼンテーションを経て決定した2つの企画を実施し、ブースを訪れた多くのお客様をもてなしました。

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

 1つ目の企画は「Bottle of Memories」。今、流行中のインテリア雑貨・ハーバリウムを手作りできるワークショップ企画です。ガラス瓶の中に入れるのは、一宮の市の花である桔梗の造花。1日50~60人の来場を想定して用意した材料が昼過ぎにはなくなるほど、大変な人気を集めました。

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

 2つ目の企画は繊維の町として発展した一宮市にちなんだワークショップで、「尾州糸」を使って組紐をつくったり、「尾州布」を使って吹き流しをつくったりできるというもの。伊賀にある組紐の資料館を訪問し、作り方を学ぶなど準備を進めてきました。当日は多くの親子連れがブースを訪れ、学生に指導を受けながら、世界で一つだけの組紐づくりに打ち込みました。

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

 2日間かけて、一宮市の魅力を発信し続けた大塚ゼミの学生たち。企画を考えるだけでなく実現させることで、誰かと力を合わせて準備することの大切さや協力を得るために根拠を持って意見を伝えることの難しさ、人と人とが関わり合うことで新たなアイディアが生まれる面白さを肌で感じることができました。プロジェクトを成功させることで得た「関わる全ての人に感謝する心」や「確かな自信」を胸に、次なる挑戦の舞台に歩を進めていきます。

プロジェクトリーダー
ビジネス学部 ビジネス学科 2年 笹谷 香介さん

ビジネス学部 大塚ゼミ 一宮七夕まつり

 一宮七夕まつりでのブース運営は、大塚ゼミが長年関わっているプロジェクトで、「一宮市の魅力を発信すること」を目的に、たくさんのアイディアを実現させてきました。今回は「ハーバリウムづくり」と「組紐づくり」の2つのワークショップを企画しました。ワークショップの実施にこだわったのは、企画立案のためにさまざまな文献を調べている時、「体験は人の記憶に残りやすい」と知ったから。参加したお客様に、楽しい思い出と共に、一宮市の魅力を覚えてもらえたらいいなという思いを込めて、準備を進めてきました。お祭り当日に心がけたことは、訪れたお客様一人ひとりの目を見て挨拶をして、誠意をもって接すること。そうすれば心が通じ合うことを、経験を通じて感じることができました。仲間、一宮市の職員の方々、お客様、それぞれ人と人とがつながり合うことで、大きな力になることを知ることができたことは、私にとってかけがえのない財産です。この経験と学びを、次のプロジェクトにも活かしていきたいと思います。