追究

2019年02月07日

創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻 富樫ゼミ 女性が輝く愛知PR隊プロジェクト

2018年9月19日(水) 知事表敬訪問:愛知県庁/企業インタビュー:名古屋駅周辺

学生たちが参加する「女性が輝く愛知PR隊」が始動。
県や企業と連携しながら、情報発信に力を注ぎます。

 メディアビジネスやコンテンツプロデュースなどを研究テーマとするメディアプロデュース専攻の富樫ゼミは、社会での実践を重視し、産官学連携プロジェクトを活発におこなっています。現在、進行している取り組みの一つが「女性が輝く愛知PR隊」です。
 愛知県では、女性が自分らしく働き続けられるように環境・制度づくりを積極的に進めています。中でも県内の若い女性に向けて“女性の活躍を応援する地元企業”について情報発信するため、2018年度に「女性が輝く愛知PR隊」を結成。そのスーパーバイザーを務める富樫佳織先生と、富樫ゼミの学生有志・2~4年生20名がPR隊の一員として2019年3月まで活動を続けています。
 昨年9月19日(水)には、知事表敬訪問と、女性の活躍促進に積極的な企業へのインタビューを実施しました。

創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻 富樫ゼミ 女性が輝く愛知PR隊プロジェクト

(知事表敬訪問)

企業インタビュー

 「女性が輝く愛知PR隊」として富樫ゼミの学生たちが初めて訪問した企業は、株式会社ジェイアール東海髙島屋。「ジェイアール名古屋タカシマヤ」や「タカシマヤ ゲートタワーモール」などを運営する企業です。インタビューは座談会形式でおこなわれ、女性の活躍推進に関する取り組みや企業風土などについて社員の方々にお聞きしました。

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(ジェイアール東海髙島屋さんへのインタビュー座談会の様子)

 特に強く語られたのが、性別や年齢は関係なく意欲のある人が活躍できるチャレンジングな職場であること、社員同士が自然と助け合ってフレキシブルな働き方を実現していること。社員一人ひとりが仕事と子育てや介護などとのバランスを柔軟に調整できる“笑顔で働き続けられる企業づくり”が、“女性の輝き”にも結びついていると学生たちは感じました。さらにインタビュー後、ジェイアール名古屋タカシマヤの売場を視察。笑顔で接客する社員の方々の姿を間近で見て、学生たちは理想とする働き方について考えを深めました。

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(ジェイアール名古屋タカシマヤの売場を実際に見学)

 続いて訪れた株式会社愛知銀行においても、座談会形式でインタビューを実施。創業108年もの歴史があり、地域密着や堅実経営を大切にし続ける中で、女性行員の活躍を後押しする制度や職場の意識改革などについてお話しいただきました。学生たちは、キャリアアップの支えになった制度、子育てだけでなく介護に関するサポート、男性行員の育児休暇の取得状況、意識改革に必要なものなどを積極的に質問。行員の方々がざっくばらんにお答えくださったおかげで、学生たちは“社会で自分らしく働くこと”に対するイメージを具体化していきました。

創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻 富樫ゼミ 女性が輝く愛知PR隊プロジェクト

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(愛知銀行さんでのインタビュー)

 今後、富樫ゼミの学生たちは、「女性が輝く愛知PR隊」として地元企業とそこで働く女性の先輩たちの魅力をどのように伝えていくのか、県や企業の方々と話し合いを重ね、メディア・コミュニケーションに関する知識・技術を社会で発揮していきます。こうしたPR隊の活動は、学生たちにとって自身のキャリアビジョンを明確にし、自己成長や自己実現にもつながる貴重な経験になることでしょう。

創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻 富樫ゼミ 女性が輝く愛知PR隊プロジェクト

(愛知銀行の女性社員さんと富樫ゼミの学生たち)

 学生が参加している「女性が輝く愛知PR隊」の情報は、愛知県「あいち女性の活躍促進応援サイト」でご覧になれます。
http://www.pref.aichi.jp/danjo/jokatsu/