追究

2019年07月10日

交流文化学部 加納ゼミ レゴランドワークショップ

交流文化学部 加納ゼミ レゴランドワークショップ

2019年6月25日(火) 星が丘キャンパス 14A教室

レゴランド・ジャパンの社員がファシリテーションを務めるワークショップを開催。学生たちは論理的思考力を鍛えました。

 6月25日(火)、交流文化学科の加納ゼミの授業にレゴランド・ジャパンの八木章次様をゲスト講師としてお招きし、八木様のファシリテーションのもと、学生たちがワークショップに取り組みました。
 まず八木様は、観光業界の仕事に従事する際に活用できるマーケティングについて解説。「インバウンドや高齢化など、社会の動きを知ると自分のアイデアの引き出しが増えていきます。仕事をする際は誰に訴えるかというターゲット設定が大切なので、そのターゲット設定のためにも、今、日本や世界がどうなっているのか、積極的に情報収集をして、社会の変化をとらえることが大切です」と語りました。

交流文化学部 加納ゼミ レゴランドワークショップ

交流文化学部 加納ゼミ レゴランドワークショップ

 その後、マーケティング戦略を考えるときに使う「SWOT分析」を紹介。対象となるものの強みとは何か、弱みとは何かと深堀していくことでアイデアのヒントを得ようと分析する方法で、八木様はご自身が開発に携わった仕事を例に、いかに分析したのか、どのように分析を商品開発に活かしていったのかを解説されました。そして「実際にみなさんもやってみましょう」と、4つの班に分かれてワークショップがスタート。各班が東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ジブリパーク、レゴランド・ジャパンに分かれて分析をおこないました。

交流文化学部 加納ゼミ レゴランドワークショップ

交流文化学部 加納ゼミ レゴランドワークショップ

 学生たちは「強みってなんだろう?」「この前遊びに行ったとき、びっくりした」と意見を交換し合いながら、どんどん気づいたことを付箋に書き出し、ボードに張り出していきました。15分間アイデア出しをおこなった後は、各班の代表者が話し合いの結果を発表し、クラス全員でアイデアを共有しました。各班の発表を受けた八木様は「どの班の発表も的を得たもので、実際にマーケティング戦略を考えるときに活かせそうです。今回やってみたSWOT分析は、大学の授業や日常生活でも活用できます。ぜひ使ってみてください」とメッセージを送り、ワークショップの幕を閉じました。
 社会人の方から直接お話を聞きながらワークショップをすることで、社会に根差した課題に取り組むことができた学生たち。今日の経験を今後の学修に活かし、より客観的な視点で物事を捕えられるようになることでしょう。