追究

2019年11月05日

創造表現学部 坂倉ゼミ 「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンに協力

創造表現学部 坂倉ゼミ 「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンに協力

リニモ利用者増に向けて、
沿線の魅力を写真で表現します。

 写真をメディア表現のひとつとして専門的に取り組んでいる創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻の坂倉ゼミ。これまでも「常滑フィールド・トリップ」というアートイベントに参加し、地域の方々とふれあいながら撮影し、写真展を開催するなど精力的に活動を続けてきました。
 今回、名古屋市名東区の藤が丘駅から豊田市の八草駅までを結ぶ路線「リニモ」の利用者増を狙い、愛知県から依頼を受けた企画業者から坂倉ゼミに要請がありました。その内容は「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンへの協力。ゼミ生にリニモ沿線で写真の撮り歩きをし、見どころスポットを発掘しようというのです。撮影した写真は事務局が運営するインスタグラムアカウント(linimo_photospot_2019)から発信されます。
 7月10日(水)11時、リニモの藤が丘駅に集まった坂倉先生とゼミ生はさっそくリニモに乗車し、最初の目的地・杁ヶ池公園駅へ。

11:05 杁ヶ池公園駅

 駅を降りると、学生たちは杁ヶ池公園に向かって歩き始めました。その道中も魅力的な場所を次々とカメラに収めていきます。杁ヶ池公園は、敷地内に「杁ヶ池体育館」や遊具などがある市民の憩いの場。日中は子どもを連れた母親や体育館を利用するお客さんが多いのが特徴です。学生たちは緑に囲まれた公園の中を、花や昆虫などを撮りながら歩いていきます。途中、長いローラー滑り台を発見! 滑りながら動画を撮る学生もおり、童心に還ったひと時でした。

創造表現学部 坂倉ゼミ 「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンに協力

創造表現学部 坂倉ゼミ 「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンに協力

12:00 ランチ

 杁ヶ池公園を出た後は、ランチタイム。杁ヶ池公園駅に戻る途中にオシャレなラーメン屋さんを発見。お店の外観や食べたラーメンなどもしっかり写真に収めます。

創造表現学部 坂倉ゼミ 「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンに協力

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13:00 陶磁資料館南駅

 お腹を満たした学生たちは、次の目的地「陶磁資料館南」駅へ。駅から見えるモダンで大きな建物を目指します。しかし、その建物は陶磁資料館ではなく「知の拠点あいち」という研究開発施設だったのです! 学生たちは「これが陶磁資料館だと思ってた!」、「行ってみないと分からないってことだね」と口々に感想をもらしながら、歩いていきます。
 写真を撮りながら知の拠点あいちの横の歩道を北へ進んでいくと、約600mで「愛知県陶磁美術館」の南館に着きました。「あれ? 陶磁資料館じゃないんだ?」と気付いた学生。そう、この施設は2013年に現在の名称に変更されていたのでした。
 敷地内には陶器や石などを使ったさまざまなオブジェが屋外展示されており、館内に入らなくても楽しく散策ができます。1000リットルも入る巨大な甕や池の中に立つ碍管、古い石像、日干しレンガなど、普段あまり目にしないものばかりで非日常の体験が味わえます。学生たちも珍しいオブジェにレンズを向け、夢中で撮影していました。
 とにかく広大な敷地なので、学生たちはいろいろなところを歩き回ってヘトヘト。「そろそろ戻ろうか」と坂倉先生が声をかけ、再び陶磁資料館南駅まで戻ります。

創造表現学部 坂倉ゼミ 「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンに協力

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14:30 愛・地球博公園駅

 駅まで戻った学生たちは、藤が丘駅方面に1つ戻った「愛・地球博公園」駅で下車。ここでも少しだけ写真を撮りながら、最後に全員で記念写真を撮って本日のリニモ沿線の写真撮り歩きは終了。
 今後は「リニモで! 日帰り写真旅」キャンペーンの「見どころスポット」写真募集で、応募のあった作品を坂倉先生とゼミ生たちが選定に立ちあいます。