追究

2021年04月05日

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

2021年2月11日(木)~13日(土) 長久手キャンパス 国際交流会館(アイハウス)

韓国・朝鮮の生活文化を学内で体験。
実践を通して韓国・朝鮮語のスキルを磨きました。

 交流文化学科 ランゲージ専攻では、異文化への理解を深めるとともに、英語、中国語、韓国・朝鮮語の言語活用能力を養うことができる、多彩な体験学習プログラムを展開しています。2月11日(木)~13日(土)には、長久手キャンパス 国際交流会館(アイハウス)で『韓国・朝鮮語国内研修』を実施。学内で韓国・朝鮮の文化に触れながら、実践を通して韓国・朝鮮語の能力を高めました。
 今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、教員によるさまざまな工夫のもと開催されました。例年は2泊3日の合宿形式だった研修を、通学形式に変更。教員1人に対して、学生は4~6人の少人数のグループに分かれ、感染防止対策を徹底した上でおこなわれました。
 学生たちは韓国・朝鮮の食文化や伝統文化などの基礎知識について、事前に講義を受けた上で研修に臨みました。研修では韓国・朝鮮語を母国語とする講師3名が、グループごとにプログラムを構成。食を中心とした韓国・朝鮮の生活文化を学生たちにレクチャーしました。この研修中に使用できる言語は韓国・朝鮮語のみ。最終日には研修で学んだことについて、劇や音楽を織り交ぜて発表するなど、学生たちは韓国・朝鮮語のスキルや表現力を実践的に磨きました。

≪各グループの研修内容≫

旧正月の料理を体験する ~韓国式の餃子づくり~

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

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 2日間に渡り料理にちなんだ韓国ドラマを鑑賞し、作中に出てきた料理の作り方や食文化について学びました。研修2日目の2021年2月12日は韓国の旧正月。韓国北部を中心に旧正月には水餃子を食べる風習があります。この日は鑑賞したドラマの1シーンにも出てきた、水餃子の作り方を講師が調理室で実演しながら、学生たちに教えました。

参加学生のコメント

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

交流文化学部 交流文化学科 2年 吉崎 茉優さん(2020年度)

 最初は韓国・朝鮮語を使って、思うように伝えることができず、もどかしさを感じていました。しかし、先生からフォローもいただきながら、積極的に話すうちに楽しいと感じられるようになり、少し自信もついてきました。今後は韓国・朝鮮語でもっと自分の思いを伝えることができるように、語彙力を向上させていきたいと思います。

韓国の食文化について ~韓国料理の研究~

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

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交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

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 1日目にはさまざまな韓国料理の食材や作り方、調理器具の名前について学びました。その上で、2日目には韓国料理のビビンバの作り方や文化について、発表内容や方法を検討し、練習をおこないました。作り方をわかりやすく伝えるためイラストを使用。旧正月や秋夕などの伝統的祝日における祖先への祀り「チェサ」を終えた後、お供えに用いられた各種ナムルを混ぜでビビンバにして食べる風習についても紹介しました。

参加学生のコメント

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

交流文化学部 交流文化学科 2年 浅岡 美玖さん(2020年度)

 初日は先生が話していることを理解することで精いっぱい。グループの仲間にも自分からなかなか話しかけることができませんでした。2日目以降は段々と授業内容も聞き取りやすくなり、さらにグループ内でも積極的にコミュニケーションがとれるようになりました。今後は韓国語能力試験(TOPIK)にもチャレンジし、韓国・朝鮮語のスキルを磨きます。

旧正月の文化を体験する ~伝統的なあそび「ユンノリ」~

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

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 1日目は果物や野菜の単語について学び、習った単語を使ってビンゴゲームをおこないました。2日目は旧正月に食べる韓国料理の作り方を講師の実演で教わった後、旧正月の伝統的なあそび「ユンノリ」について学びました。学生たちは民族衣装のチマチョゴリに身を包み、ゲームを楽しみながら、韓国の旧正月の文化を肌で感じることができました。

参加学生のコメント

交流文化学部 ランゲージ専攻 韓国・朝鮮語国内研修

交流文化学部 交流文化学科 2年 成瀬 彩乃さん(2020年度)

 韓国・朝鮮語を使って仲間と交流したり、韓国の食に関するさまざまな単語を学んだりすることで、語学力の向上につながったと思います。日本にいながら韓国・朝鮮の文化に、直に触れることができたのも貴重な経験になりました。将来は韓国へワーキングホリデーに行くことを目標に、これからも韓国・朝鮮語のスキルアップに励みます。