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2021年03月26日

文学部 教育学科 第12回 浅田ゼミ演奏会

文学部 教育学科 第12回 浅田ゼミ演奏会

2020年12月5日(土) 長久手キャンパス 第一音楽室

音楽教育を学ぶ浅田ゼミの学生たちが演奏会を実施。
一人ひとりが学修の成果を音楽に乗せて届けました。

 教育学科 浅田ゼミは、「音楽教育」を専門とするゼミナールで、学生たちは「音楽を通じて子どもの豊かな知性を育む方法」を学修・研究するとともに、学生自身も発声法や演奏法を学びながら表現力や感性を磨き、人間力の向上をめざしています。そんなゼミ活動の集大成となるのが、毎年12月におこなわれる「演奏会」。学生たちはこの演奏会に向けて、ピアノ演奏や合唱などの練習に取り組み、仲間と共に協力しながら最高のパフォーマンスができるように準備を進めていきます。今年で12回を数える演奏会には、3年生6名、4年生7名が参加し、2020年12月5日(土)に、長久手キャンパスの音楽室でそれぞれが練習の成果を披露しました。

文学部 教育学科 第12回 浅田ゼミ演奏会

 第一部は3年生が発表。「ディズニーソング」を共通のテーマに据えて、さまざまな作品のテーマソングを一人一曲、思いを込めてピアノを奏でました。思わず体を揺らしたくなるようなポップな曲から、ロマンチックなメロディーの曲まで実にさまざま。一人ひとりが感情豊かに音色を響かせ、音楽の力で聞く人を物語の世界へといざないました。

 第二部は4年生が発表。4年生にとって、この演奏会がゼミ生全員で演奏する最後の機会です。2年間のゼミナールの経験や学んだことをすべて出し尽くせるよう、精いっぱい演奏に向き合いました。7名の学生は、それぞれが選んだモーツアルトの楽曲にこれまでの感謝や卒業を前にした未来への決意などの思いを乗せて、堂々と一音一音紡いでいきました。
 学生たちにとって、ゼミ生全員で同じ目標を共有し、互いに学び合い、励まし合いながら「演奏会」という共通のゴールに向って努力した経験は、これから先の人生において、一つの活力となるはず。ゼミナール活動を通じて身につけた豊かな表現力と誰かに寄り添う時に力を発揮する感性を原動力に変えて、自らの未来を力強く切り開いていくことでしょう。