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2021年12月09日

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

2021年11月22日(月) 中日新聞社 社食
(左から)健康栄養学科3年 神谷結衣さん、梅津真衣さん、押谷友梨香さん

榎ゼミの学生が、自ら考案したメニューを企業の食堂で提供。
貴重な経験を通じて、管理栄養士に必要な力を磨きました。

 本学の健康医療科学部 健康栄養学科の榎ゼミでは、多くのプロジェクトを通じて「現場で求められる管理栄養士としての力」を養っています。プロジェクトの中には、企業や病院との連携もあり、学生たちは実践を通じて体験的に知見を広めています。そんなプロジェクトの一つであり、3年生の3人が挑戦したのが名古屋大学医学部附属病院の管理栄養士の先生方と連携した「ヘルシーメニューの開発プロジェクト」。「低エネルギーで低塩分、かつ野菜が多く採れる」という条件のもと、3人が三者三様、個性あふれるレシピを開発しました。

■メニュー開発の様子はこちら
健康栄養学科 榎ゼミ 名古屋大学医学部附属病院連携プロジェクト>

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

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 そして11月22日(月)には、中日新聞社管理局総務部様および企業や学校などで給食運営をおこなっている日本ゼネラルフード株式会社様のご協力のもと、中日新聞社で食事提供の機会をいただけることに。当日は、3人が考案した3つのレシピのうち神谷さん考案の「タコライスをメインとした定食」をスペシャルプレートとして販売。調理は中日新聞社の食堂で働くプロの調理員たちがおこない、3名の学生たちはお客様にメニューを手渡す、「配膳と提供」を体験しました。

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

 当日はまず、日本ゼネラルフード株式会社 営業本部エリアマネージャーの瀧さんのご案内で、食堂内部を見学。たくさんのスタッフが、麺類・パスタ・定食などのメニューごとに役割分担して調理や配膳・提供に携わっている様子を教わりながら、食堂運営の実態を学んでいきました。その後、白衣に着替えて配膳・提供体験へ。瀧さんから配膳のコツやポイントを教わったうえで、白米を量り、タコライスの具材であるレタス・トマト・タコミートを盛りつけました。食堂がオープンしてから多くのお客様にスペシャルメニューをお選びいただき、30分間で用意した数の半数がなくなるほどの大盛況でした。

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

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健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

健康栄養学科 榎ゼミ 中日新聞社 ヘルシーメニュー提供

 最後には、食堂を統括している2名のスタッフの方々に質問する機会も頂き、「作業工程の少なさも重要なのか」「豊富なメニューを取り揃えると、作業量も増えてしまうが、どのような工夫をされているか」「当日、調理員が担当するメニューはどのように決まるのか」など、多くの質問が学生から投げかけられ、現場の最前線で働くスタッフから直接ご回答をいただくことができました。
 管理栄養士をめざす学生にとって、普段、経験することができない貴重な時間となった今回のプロジェクト。今後、他の2つのメニューについても提供の場を検討中です。現場で体験することによって、多くの出会いや気づき、学びを得ながら、学生たちは自らの目標に向って、力強く歩んでいきます。

■榎ゼミの活動が中日新聞社の社報に紹介されました!
ぜひご覧ください>