追究

2021年12月24日

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

2021年11月25日(木) 長久手キャンパス 511教室

教員採用試験に合格した先輩たちが、
教師をめざす後輩たちにアドバイスとエールを贈りました。

 愛知淑徳大学は長年、教員養成に力をいれ、これまで多くの人材を教育界に輩出してきました。その確かな実績と歴史を次代につなぐため、近年ではさらに教員養成に関する学修の充実を図ってきました。そんな中、2015年に「教育に志す者の会(教志会)」が発足。教育の現場で活躍する卒業生と、教育を志す在学生をつなぎ、互いに成長する機会を創造することを目的とした組織です。運営は、役員、学生部会、本学の教職員が担い、1年を通して様々な講演会や勉強会を企画・実施しています。

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

 その中の一つのイベントが、2021年11月25日(木)に実施された「教員採用試験 合格体験発表会」。2021年度の教員採用試験に合格した4年生が登壇し、自身の経験談を後輩に伝える発表会です。当日は教志会学生部会のメンバーが司会進行を担当。第一部の全体会では、司会者が全ての登壇者に共通の質問を投げかける「Q&A方式」で進められました。「受験対策はどのようにおこなったか」という質問に対して先輩方は「仲間同士、面接官役を交代で務めながら、面接対策をおこなった」「教職センターの先生方に小論文の添削をしてもらった」「一般教養・教職教養は、参考書を何回も繰り返し解き、自信をつけた」と、次々と自身のエピソードを披露。その後、投げかけられた「教員採用試験に挑む際に最も大切にしてほしいこと」については、「仲間の存在」「とにかく早く対策をスタートさせること」などと伝えられ、後輩たちは熱心に先輩の声に耳を傾け、ペンを走らせていきました。

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

教志会主催「教員採用試験 合格体験発表会」

 第二部は校種や教科ごとに参加者が分かれ、先輩と直接交流できる分科会を実施。教志会の学生部会のスタッフがファシリテーターを務め、後輩から質問を募りつつ、先輩の経験談を引き出していきました。おすすめの教材や実際の面接試験で問われた質問内容、受験する自治体の決め方など、質問は踏み込んだ内容に至り、これから教員採用試験に挑む後輩たちにとって、同じ大学で教師をめざして学ぶ学生同士だからこそ実現する有意義な情報収集の場となりました。
 先輩から後輩へ、教育への情熱が受け継がれるすばらしいイベントとなった「教員採用試験合格体験発表会」。本学では今後も教員養成に関するさまざまな学修機会を用意し、学生たちの夢を後押ししていきます。