追究

2022年07月29日

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

2022年6月7日(火)星ヶ丘キャンパス 25B教室

交流文化学部 国際交流・観光専攻 観光コースで特別講義を実施。
実際にSDGsに取り組む企業の方々から研究のヒントをいただく機会に。

 交流文化学部の大堀ゼミを受講する2年生は、UNWTO(国連世界観光機関)発行の「観光と持続可能な開発目標」というリーフレットをきっかけに、「観光とSDGs」についてグループワークを進めています。学生は自分たちの力で情報を入手し、話し合い、結果いくつかの課題にたどり着きました。この課題にどう取り組めばいいのかを考え、いよいよポスターに描いていきます。ポスターのうち1点は7月のオープンキャンパスで展示されます。高校生や保護者の方々に、熱い想いが届くよう真剣そのものです。

■UNWTO(国連世界観光機関)「観光と持続可能な開発目標」リーフレットはこちら>

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

 2022年6月7日(火)の第8回ゼミでは、講義の前半に学生たちの研究のヒントを授けるべく、SDGs特別講義が開講。はじめにSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(以下SMBCCF)の田中郁美様が登壇し、会社の概要とSDGsへの取り組みについて紹介しました。SMBCCFではデジタル化を推進することで、気候変動対策や技術革新、働きがいのある職場づくりを進めていることを学生たちに伝えました。とくに金融リテラシーの向上に注力しており、全国で金融経済教育セミナーを開催し、SDGsの「貧困をなくそう」と「質の高い教育をみんなに」の達成をめざしています。

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

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交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

 田中様の発表を受けて、学生たちはグループワークを開始。SMBCCFの方々も各グループに加わり、学生と意見を交わしていただきました。これまで時間をかけ話し合った結果、学生たちがたどり着いた「観光都市のごみ問題」「お土産」「宿泊業」・・・など、「観光とSDGs」における課題に対して、金融業界からの目線や社会人としての意見を仰ぎました。「環境に配慮したお土産や、地域資源を生かした物産は売れにくい」という課題には「付加価値をつけて説得力を持たすことが必要」と指南をいただき、そのグループの方向性が定まってきたようでした。

 講義の最後には大堀先生から「今回のグループワークではゲストのお二人にもご参加いただいてさまざまな新鮮な意見をいただけたと思いますが、それらを引き出せたのは皆さんの力です」と学生の日々の努力を尊重し、ゲストのお二人もその言葉に頷いておられました。その後、お二人への感謝の言葉で特別講義は締めくくられました。

交流文化学部 大堀ゼミ2年 SDGs特別講義

 今回の特別講義は、実際にSDGsの活動をされている企業の方と意見を交わすことで、学生たちが本やインターネットではなかなか知りえない情報や視点を学べる貴重な機会となりました。今後も学生たちの自主性を尊重しながら、成長できる場づくりを進めていきます。