追究

2022年11月14日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

2022年9月16日(金)~18日(日)常滑市 ギャラリーrin’

写真表現を学ぶ学生が前期課題の成果を発表。
身近な命を感じられる個性的な作品が並びました。

 創造表現学部 メディアプロデュース専攻の坂倉ゼミでは、写真表現を専門的に学んでいます。スマホの普及で誰もが気軽に撮影ができる現代で、視覚情報を的確に読み取ることの重要性を理解し、どのような分野にも応用可能な創造表現の能力を養うために活動を続けています。3年生は前期で坂倉先生の指定した課題を通じて、写真と文章で人間や社会を深く見つめ、考えることに取り組んできました。そしてその成果を常滑市のギャラリーで展示会として発表。9月16日(金)に展示準備を行い、17日(土)18日(日)に開催しました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

 今回の展示会のテーマは「植物とLIFE(生命と生活)」。身近に生えている植物を通して、自然と人間の関係性を見つめ考えたとのこと。学生たちの作品は「衣・食・住」や「風景の中の植物」、「生活空間の植物」などの題材ごとに展示されました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

 会場には学生の作品はもちろん、会場近辺に生えていた植物も持ち込み、入口を彩るオブジェクトや「小さな草むら」として表現。作品や植物の配置について坂倉先生からアドバイスをいただきながらも、学生たちがそれぞれ意見を出し合い、微調整を繰り返してようやく皆が納得する展示になったようです。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 成果発表展

 坂倉先生は「自分の周りの、普段は見えてはいるが意識を向けないものをテーマとすることで、学生たちの“視点と気付き”を広げることができると思いました。また写真だけでなく、身近な植物も展示することで、来てくれた方に楽しんでもらうのはもちろん、学生の演出力も磨かれると思っています」と今回の展示会の意図を語りました。

 前期のゼミと今回の展示会を通して学生たちは、物事を多角的に捉える力と表現力を養うことができ、その力が今後の学習や社会に進出したときに大きな武器となることでしょう。本学では今後も学生たちの成長を後押しするため、多様な体験と学びの機会を提供し続けていきます。