追究

2024年03月19日

創作表現専攻 吉田ゼミ・シミズゼミ合同「卒業制作展覧会」

2024年1月11日(木)~18日(木)長久手キャンパス 1号棟多目的ホール

漫画やイラストを専攻する2つのゼミによる卒業制作展覧会が開催。
学部やゼミでの学びの集大成となる作品から、学生たちの熱意と独創性が感じられました。

 創造表現学部 創作表現専攻では、理論と実践の両面から表現を学び、プロの作家や経験豊富な専門家による指導のもとで想像力や描写力、独創性を身につけていきます。本専攻の吉田ゼミとシミズゼミでは、漫画やイラスト制作に注力する学生が所属し、一人一人が自分の技術と感性を磨きながら作品づくりに取り組んでいます。
 2024年1月11日(木)~18日(木)には、2回目の開催となる合同卒業制作展が開催。吉田ゼミとシミズゼミの学生たちが、4年にわたって創作と向き合ってきた成果となる作品を展示しました。

 展示されたのは漫画やイラスト集など計14作品。漫画は物語性や構成、キャラクターの魅力、セリフ回しなどに学生たちの個性が光っており、イラストでは遠近感などに注意しながら、自分が考えたテーマをどのように表現するかということに注力されている作品が並びました。作品の近くには、来場者が意見や感想を残せるメモ用紙が配置されており、「表情豊かでかわいい」「色の塗り方に惹き込まれました」「キャラの個性が立っていて、読んでいて飽きない」など、さまざまなコメントが。このようなポジティブな感想によって、学生たちのモチベーションはさらに高まることでしょう。
 今回の展示会では、冊子の編集や印刷などをシミズゼミが担当し、展示方法の考案や広報用のポスター作成などは吉田ゼミが担当。作品制作はもちろん、企画展示でもゼミや学部での学びを最大限に発揮しており、まさに4年間の集大成にふさわしい卒業展だといえるでしょう。

 膨大な時間を費やして卒業制作に取り組んできた学生たち。ただ好きだから描くのではなく、「決めたテーマを表現し、誰かに見てもらう」ために制作に挑戦した経験は、今後の人生においても大きな財産となるでしょう。これから学生たちは創作表現専攻で身につけてきた知識やスキルを生かして、それぞれの道へ歩んでいきます。