追究

2024年08月07日

交流文化学部 ランゲージ専攻 コリアン・エクスパート 3ゼミ合同交流会

2024年6月15日(土)国際交流会館(アイハウス)、アリーナ

韓国語・朝鮮語専攻の3つのゼミが集まり、
韓国で働く先輩との対話、留学生との昼食作り、レクリエーションが開催されました。

 愛知淑徳大学の交流文化学部は、「国籍や文化などさまざまな違いを超え、多様な価値観を認め合う、多文化に貢献できる人材を育てる」ことを目標に教育を行っています。交流文化学科はランゲージ専攻と国際交流・観光専攻の2専攻で構成され、学生たちは2年次から各専攻のゼミナールに所属します。さらに、ランゲージ専攻は英語、中国語、韓国・朝鮮語、日本語の4専攻プログラムに分かれており、実践的な言語活用能力を養っています。

 2024年6月15日(土)に長久手キャンパスの国際交流会館(アイハウス)で、韓国・朝鮮語を専門とするコリアン・エクスパートの3つのゼミによる合同交流会が開催され、ゼミ担当の曺(チョ)先生、李(イ)先生、柳(リュウ)先生と学生たちが集いました。

 10時から17時までおこなわれた交流会。午前中は韓国在住の本学卒業生たちとの対話の時間でした。地方自治体のグローバル教育センターで日本語教師をしている先輩や、韓国の物品を日本へ輸出するビジネスを展開している先輩、やりたいことを見つけるために韓国留学、その後当地での就業を目標に自分を磨いて韓国の大手企業に就職して働いている先輩、韓国の大学院で日韓通訳・翻訳を専攻している先輩が参加しました。本学での在学中の話や韓国移住に至った経緯、海外で働くために大切なことを、4名それぞれの立場から話していただきました。学生たちからは「TOPIKをどうやって勉強したか」「韓国で日本語を教えるときに何を大事にしているか」「韓国の大学に編入することに不安はなかったか」などと質問。先輩からの回答を受け、学生は「韓国に住みながら働くということについて考えることができてよかった」と振り返ります。

 昼食作りの時間からは、韓国の留学生も参加しました。4つの班に分かれ、冷麺やチヂミ、トッポギ、豚キムチなどを作り、参加者全員で頂きました。調理をする際には、韓国語を交えながら好きな食べ物について話す様子など、留学生とコミュニケーションを深める機会となりました。

 午後はゼミ対抗ドッジボール大会がおこなわれました。「同じゼミ生と会話をしたのは今回が初めて」と話す学生もおり、ゼミ生同士での交流を深めることができたようです。「韓国ドラマ」「K-POP」をきっかけに韓国の言語や文化に興味を持ち始めた学生が多いようで、休憩時間には好きなアーティストについて語り合う姿も見られました。
 ドッジボール大会後には、閉会の挨拶がおこなわれました。曺先生が「同じゼミだけでなく、違うゼミの学生とも交流し、つながりができたと思います。これが大事なコネクションとなり、皆さんのこれからの3年間がもっと実りあるものになればと願います」と締めくくり、今回の合同交流会は幕を閉じました。