追究
2024年08月20日
協定校紹介セミナー 特別授業
2024年度 国際交流・海外研修・留学 展示会・講演会・発表会

2024年6月27日(木) 星が丘キャンパス グローバルラウンジ
アメリカの交流協定校UNCWの教授や学生が来校し、
交流イベントと特別授業がおこなわれました。
本学では欧米、アジア、オセアニアと、世界21か国・地域の52大学と交流協定を結んでいます。その中の1つ、アメリカ・ノースカロライナ大学ウィルミントン校(通称UNCW)から7名の学部生と1名の博士課程学生、教育学部のJames M. DeVita教授が2024年6月27日に来学し、本学学生と交流を深めると同時に「British Studies」、「Intercultural Communication」、「Special Topics in Global Japan Studies Ⅲ」を受講する32名の学生に対して特別授業が開講されました。
ランチタイムを使って行われた交流イベントでは、UNCWの学生らが学内の様子や寮生活、スポーツ活動、クラブ活動、地域の特性、授業スケジュール、学習支援サービスなどについて説明しました。2人1部屋となる寮の個室の様子や、ビーチが近く自然豊かな環境などがよくわかる写真がスクリーンに映し出され、参加者は興味深く耳を傾けていました。
その後、ステラスタジオ内にて、本学の留学生別科の学生と交流を深めました。日本語を学んでいるUNCWの学生からは日本への留学について、どのような学生生活が送れるのかなどの質問がありました。
交流会後、グローバルラウンジでは、James M. DeVita教授による「Connecting Personal Strengths to Leadership Identity and Engagement」と題した特別授業がおこなわれました。James M. DeVita教授は大学をはじめとする高等教育機関運営を専攻としており、「社会と教育界との間にある大きなギャップをどうしたら埋めることができるのか」について研究しています。特別授業は一人ひとりの強みを生かしたリーダーシップと教育方法に焦点を当て、自身の強みを理解することを目的におこなわれました。
James M. DeVita教授は、「Executing Strengths(実行力についての強み)」「Influencing Strengths(影響力についての強み)」「Relationship Building Strengths(関係構築についての強み)」「Strategic Thinking Strengths(戦略的思考についての強み)」の4分野について、各人の強みが何かを認識することが重要と語られました。そこで、受講者はペアになってそれぞれの強みについて考え、またそれをどう活用していくかについてディスカッションをおこないました。
ディスカッションを終え、質疑応答の後、James M. DeVita教授は「リーダーシップにはさまざまな特徴があり、自分の強みを知ることで組織の中でどう生かせるかを考えることが重要だ」と特別授業を締めくくられました。
交流イベントや特別授業は、全て英語でおこなわれ、受講生にとっては生きた英語に触れることのできる、貴重な機会となりました。