追究
2024年09月19日
スポーツ・健康科学専攻 学術講演会「私らしさで活躍するために、可能性を広げる思考法」
2024年7月13日 長久手キャンパス741教室
外部講師を招き、講演会を開催。
大学生活の過ごし方、自分の可能性の広げ方についてお話いただきました。
愛知淑徳大学のスポーツ・健康科学専攻の目標は、人生100年時代の生涯健康に貢献する人材の育成です。同専攻では、基礎医学、臨床医学、体育学、スポーツ科学、栄養学、メンタルヘルスの6分野から多面的に「生涯健康」について学び、健康科学の総合力を修得し、今後の学びにつなげていくことを目標としています。
2024年7月13日(土)に長久手キャンパスで、株式会社CO-CO startの神田光一郎さんをお招きし、「私らしさで活躍するために、可能性を広げる思考法」をテーマにご講演いただきました。
始めに神田さんによるアイスブレイクがおこなわれ、学生たちの緊張がほぐれたところでコーチングについてお話いただきました。「スポーツ栄養士は選手に栄養の知識を与えるだけでなく、選手の行動を変えていかなければならない。その人といい関係を築けるようになるためにコーチングというコミュニケーション技術を学ぶ必要があります」と学生たちに伝えました。その後、学生時代の過ごし方、就職についてお話いただきました。大学1年生のときから先生にお願いをして研究に携わらせてもらったことや、学内だけでなく学外の講座やアルバイトの経験を経て、栄養学と運動の両方を学んだことなど、積極的に学生生活を送られた神田さんの話に学生たちは聞き入っているようでした。
続いて、「自分の歴史は自分で作るという強い気持ちが大事。自分の歴史を振り返ることは、これからなりたい姿に向けてどんなアクションを行ってきたか、またこれからどんなアクションを起こさなければいけないか、再確認するいい機会」と話され、教育者・藤原和博氏の言葉「1万人に1人の希少性」を取り上げ、自身は「トレーナー」と「栄養士」を掛け合わせたといい、学生たちには「得意なこと」「好きなこと」「稼げること」「自分の魅力的な部分」を掛け合わせて自分の可能性を広げてほしいと学生たちに伝えました。そしてこの4つに共通することは、「継続しやすい」ということ。一流になるために1万時間必要だという「1万時間の法則」を例に挙げ、「10年かけて身につけられることを見つけて欲しい」とエールを送っていただきました。最後に「学ぶ意思があれば大学生活で何でも得られる。その価値に気づける人になってほしい」と伝え、「学内、学外問わず積極的に学んでください」とまとめました。
講演会後の質問タイムでは、学生から「在学中にとっておくといい資格」「両立の難しさ」などの質問がありました。
大学生活で自分の可能性を広げるをテーマにお話いただいた講演会。学生たちの刺激となり、これからの大学生活の過ごし方について考える機会となったことでしょう。