追究

2025年03月21日

メディアプロデュース専攻 阿部ゼミ 卒業制作展 「星彩ーSEI-SAI 世代を繋ぎ、輝く光ー」

2024年12月17日(火)〜19日(木) 長久手キャンパス 1号棟1階 多目的ホール

メディア表現を学んだ学生たちによる卒業制作展を開催!
柔軟な思考力によって生まれた個性的な作品が勢揃いしました。

 愛知淑徳大学の創造表現学部メディアプロデュース専攻の阿部ゼミではデザインと創造的な実験制作をテーマにして、「グラフィック」「エディトリアル」「映像」「キャラクター」などの領域でそれぞれの表現方法を学び、実際の作品づくりに取り組んでいます。
 阿部ゼミの大きな特徴は、取り組むテーマや目標をゼミ生が自分で決めて、実現に向かって自分で考え行動して進んでいく点です。学生主体ではありますが、阿部先生のサポートは手厚く、学生一人ひとりが考えたテーマに対し、阿部先生は企画書の事前チェックや、やりたいことを整理するためのカウンセリンング、参考作品の紹介、技術力や表現力に応じた軌道修正の提案などを丁寧におこない、実現に向けて力強く後押ししています。

 そんな阿部ゼミで学んだ4年生の卒業制作展が学内外で開催されました。2024年12月17日(火)〜19日(木)には、長久手キャンパス1号棟多目的ホールで学内展を実施。4年生の卒業制作14作品に加え、3年生18名によるゼミ作品が一挙に展示され、多くの方々に向けて作品が披露されました。テーマは「星彩ーSEI-SAI 世代を繋ぎ、輝く光ー」。星彩とは「光を当てた時に見られる星型の光像」を意味し、ゼミ生たちの作品が鑑賞する方々の眼差し(=光)を受けて、さらに輝くという想いが込められています。

 会場に展示された作品たちは、自由な感性や発想を最大限に引き出してくれる阿部ゼミらしさが満開!カードゲームやイラスト、モーショングラフィック、マスコットキャラクター、アパレル、映像など、実にバラエティ豊か。あらゆる媒体の特性をいかして自分たちが考えるメッセージを伝えていました。
 学内展の初日には、学生たちが作品を解説するプレゼンテーションをおこないました。どんな作品でどんな点に注力して作品に向き合ったのか、そして作品を通じて何を伝えたいのかなど、着想やこだわりのポイント、作品を通じたメッセージなど、学生たちが自分の言葉で伝え、豊かな個性や感性、そしてメディアの新しい可能性などを感じる時間となりました。
 阿部先生からは、一人ひとりに講評をいただきました。さらに1ヶ月後に行われる学外展に向けて、作品の完成度や展示方法、見る人への配慮など、あらゆる視点から「もっとこうしたららいい」といった的確な指摘も。学生たちは、まだ改善の余地があると知ると学外展にむけて気持ちを高めた様子。学内展はひとつの区切りではあるものの、ここから再スタートして、学外展に臨みます。
 学外展では、何度もブラッシュアップして完成度を高めた作品が披露できるよう学生たちのモチベーションも高まっていました。

学生コメント

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 4年
伊藤可奈さん、山下来希さん、野呂優希さん、三島木野香さん

 阿部ゼミは学生主体となって自分の好きなメディアを活用して自由に表現できるのが魅力です。卒業制作展には個性豊かな作品が並び、阿部ゼミの魅力だけでなく、メディアプロデュース専攻の幅広い学びを実感できる内容になったと感じています。
 私たちの作品をもっと多くの人に見てもらいたいという思いから、今年は阿部ゼミの3年生やOBOGの方々の作品も展示する一大プロジェクトを立ち上げました。多くの人たちと関わるため、情報共有など苦労したことも多かったですが、おかげで学内外の方々の多くに作品を見ていただき、多くのフィードバックが私たちの勉強となりました。作品創作とイベント運営の両立は非常に良い経験となりました。卒業後の就職先でもこの経験をいかして活躍したいです。