追究

2026年02月18日

ダイバーシティ表現演習 第8回成果発表公演「垣根を超えて 千紫万紅」

2025年8⽉30⽇(土) 港文化小劇場(名古屋市港区)

ダイバーシティについて語り合った内容が脚本に。
20名の学生が演劇に挑戦しました。

 2025年8⽉30⽇、港文化小劇場(名古屋市港区)にて「ダイバーシティ表現演習第8回成果発表公演『垣根を超えて 千紫万紅』」が上演されました。この公演は、ダイバーシティ共⽣センターが開設する授業「ダイバーシティ表現演習」の成果を発表するものです。「ダイバーシティ表現演習」は、旧ジェンダー・女性学研究所が2017年度より開講していた「ジェンダー・ダイバーシティ表現演習」に端を発し、コロナ禍での中止も挟みながら、本年度で8回目を迎えました。
 本年度も4⽉からの通常授業期間と夏季集中授業期間を通じて授業を実施しました。学⽣たちは授業で出された課題に取り組んだり、教員やゲストスピーカーからの話を聞いたりしながら、ダイバーシティに関する⾃⾝の体験や考えをグループで語り合い、それらの内容を踏まえて教員が脚本をまとめあげました。夏季集中授業期間の約2週間で真剣に稽古に取り組み、無事本番を迎えることができました。
 本年度の公演タイトル「垣根を超えて 千紫万紅」には、「境界を超えて、多様性の溢れる景色を作る」という意味が込められています。脚本は、「出会いの多様性」「カミングアウト」「特権」「大人が求める子ども像」などをテーマとしながら、複数の劇を連続して展開する形で構成され、学⽣たちの体験や見聞などを取り入れた多様な内容となりました。

 さらにオープニング、エンディングではコンテンポラリー・ダンスも取り入れながら、学生の思いを表現しました。

 ご来場いただいた観客の皆様からは、「授業の一環としての劇ということで、非常に新鮮でした。多様性(ダイバーシティ)について、学生さんならではの考えを持たれていることを知ることができました。」と、学生の考えを知ることができたという感想を頂きました。あるいは、「学生のうちからダイバーシティについて学んでいることは、これから社会に出ても柔軟な考え、対応ができると思いました。頑張ってください!」など、学生への励ましの応援のお言葉もありました。あるいは「今の学生さんたちの率直な思いがストレートに伝わってきました。親として、子どもたちの思いを覗き見た気がして、内省する機会にもなりました。」と、観客の皆様にとりましてもダイバーシティ(多様性)について考えるきっかけとなったようでした。
 愛知淑徳大学が「違いを共に生きる」を大学理念に掲げて30年が経ちました。「ダイバーシティ表現演習」では、これからも学⽣たちがダイバーシティ(多様性)について考え続けながら認識を深め、⾃らの考えを表現していけるようサポートを続けていきます。

学生コメント(授業後アンケートより一部を抜粋)

 思ったよりも身近に多様性について考えている、悩んでいる人はたくさんいることや、悩んでいることについて特別視してほしくない、重く受け止めすぎないでほしいという人もいるということを学びました。(創造表現学部創作表現専攻1年)

 人それぞれ今まで経験したことや感じたこととかが違うことは当たり前のことだけれども、授業を通してより強く理解できました。(心理学部心理学科1年)