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2017年07月06日

スポーツ・健康医科学科 春季スポーツ大会

スポーツ・健康医科学科 春季スポーツ大会

2017年5月27日(土) 長久手キャンパス 体育館

先輩から後輩へ受け継がれるスポーツ大会。
イベント運営を通じて社会で活躍するためのスキルやマインドを磨きました。

 さわやかな初夏の陽気が気持ちのいい日となった5月27日(土)。健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科の春のスポーツ大会が開催されました。この大会は学科開設当初から続く伝統行事です。入学したての1年生が仲間との親睦を深め、主体性やチームワークを養うことをねらいにして実施されています。また、大会を運営するのはスポーツ・健康医科学会の2年生たち。彼らに運営を託すことで「健康的な生活につながるスポーツを活かしたシステムやサポート体制を考案、実行する経験を通じて、それぞれの個性を理解しながらお互いを尊重し合える人材の育成につなげたい」という教員陣の思いが込められています。その思いに応えるように、運営スタッフは競技種目であるバレーボールのルールを参加者全員が楽しめるように工夫。「大会終了時まで全チームが優勝を狙える総当たり戦の導入」や「実力差を埋めるための"男子1点・女子2点"という採点方法の導入」などさまざまなアイディアを盛り込み、得手不得手関係なくメンバーが一致団結できるスポーツ大会をつくりあげました。1年生は所属するゼミナールに分かれ、おそろいのユニフォームを用意して参戦。ワンプレーごとに「ナイス!」「ドンマイ!」と声を出し合いコートの中のメンバーも控えのメンバーも一緒になって勝利をめざしていきました。

スポーツ・健康医科学科 春季スポーツ大会

スポーツ・健康医科学科 春季スポーツ大会

 全8チームのうち総合優勝を果たしたのは山本ゼミ。表彰式では会場全員から惜しみない拍手が贈られました。仲間と協力し合いながら、自分の持てる力を最大限出し切ったことで得た自信や達成感は、これからの大学生活のあらゆるシーンでも発揮されることでしょう。また、運営スタッフはイベントを構築する経験を通じて主体的に取り組むことの大切さに気づき、社会に貢献するための主体性や課題発見・解決力を磨くことができたことでしょう。

優勝チーム 山本ゼミ 加藤 愛梨さん

スポーツ・健康医科学科 春季スポーツ大会

 新入生研修合宿でおこなわれたゼミ対抗のスポーツ大会では、最下位というくやしい結果でした。今回はその雪辱をはらそうと、2週間ほど前から練習を重ねました。全員が集まらなくても、できるメンバーでこつこつと。その成果が徐々にあらわれ、本番では素晴らしい連携につながったと思います。応援も他チームに負けないようにみんなで声を出し合っておこないました。全員でつかみとった優勝は大きな自信に変わり、これからの大学生活でも「どんなことも前向きに取り組む姿勢」として発揮されそうです。

【企画・運営:スポーツ・健康医科学会】
スポーツ・健康医科学科 2年
酒井 仁志さん、山崎 創馬さん、鷲野 祐一さん、森 敦史さん、村瀬 登哉さん

スポーツ・健康医科学科 春季スポーツ大会

 去年、自分たちがこのスポーツ大会で新しい友達ができ、一気に大学になじむことができたので、後輩たちにも同じ思いを抱いてほしいという気持ちで一生懸命準備を進めてきました。事前に配る大会のしおりを作成したり、細かなルールを運営メンバーで話し合ってきて決めたり。何かのイベントをおこなう時、こんなにもたくさんの計画と準備が必要だということをやってみて初めて気づくことができました。200人近くの人を動かすことももちろん初めて。戸惑うこともありましたが、後輩たちが大きな声を出し、力一杯プレーをすることで盛り上げてくれたおかげで、大会を成功させることができました。この大会に関わった全員にお礼を言いたいです。