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学び・研究

福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 保育実習

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福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 保育実習
福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 保育実習

保育の現場で子どもたちと触れ合いながら、
保育士に必要な能力と豊かな人間性を養います。

保育実習は、保育士資格の取得をめざす学生が、学外の保育所や福祉施設などで主体的に学ぶ体験学習です。子どもたちと触れ合いながら、授業で身につけた専門知識を実践し、また、保育士の仕事に対する理解を深める機会となります。
福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻では、3年次から4年次にかけて保育所、幼稚園、児童福祉施設において合計4回の実習がおこなわれます。そのとき学生たちが有意義な学びや経験を得ることができるよう、2年次から実習準備学習や実践的な学習の場を用意し、保育士の基礎力となるさまざまな力を養ってきました。
そして5月8日(火)には「保育実習指導Ⅰ」の一環として、保育現場から講師をお招きし「保育実習オリエンテーション」が開かれ、6月4日(月)からは「保育実習Ⅰ(保育所)」が実施されました。そして、9月25日(火)には保育実習報告会が開催され、学生たちが保育の現場で何を学び、経験したのか、が報告会されました。

「保育実習」の内容をダイジェストで紹介!

  • 保育実習オリエンテーション
  • 保育実習I(保育所)
  • 保育実習報告会

【保育実習オリエンテーション】 講師:長久手市 指導保育士 川本さつき先生

保育実習で一番大切なのは、子どもの目線に立ち、一緒に楽しむこと。

 昨年まで長久手市の保育園の園長を務めていた川本さつき先生をお招きし、長久手市の保育園の現状や保育の方針、保育実習に向けての心構え、実習中の注意点などについて語っていただきました。
「保育の現場での出来事は、すべて子どもの栄養になります。"保育は人としての基礎づくり"という意識を持つことが、保育士にとって大切でしょう。また、現在はさまざまな家庭があるため、その"違い"を理解し、尊重して保育することも重要です」と川本先生は語り、長久手市の保育園で実践されている身体運動、描画活動、食育、環境教育などについてスライドを使って説明しました。
また、保育実習に関して、川本先生がたびたび口にしていたのが「実習中は遠慮せず、保育士に何でも聞いてください」というアドバイス。「保育実習は子どもたちと触れ合える絶好の機会です。自分から積極的に動き、子どもたちと楽しく遊びながら、彼らの気持ちをくみ取る力を養いましょう」とあたたかな応援の言葉をかけ、実習記録ノートの書き方や実習態度などについても細かく教えてくださいました。さらに、子どもを集中させたいときに使える手遊びも、特別にレクチャー。学生たちは、実習までにひとつでも多く自分のものにしようと意気込み、川本先生のお手本に合わせていました。
保育実習の本番を間近に控え、期待と不安が入り混じる学生たちにとって、川本先生のお話はより意欲的に実習に臨む強力なパワーとなったことでしょう。

  • 保育実習オリエンテーション
  • 保育実習I(保育所)
  • 保育実習報告会

【保育実習Ⅰ(保育所)】

子どもと同じ目線で遊び、子どもへの理解を深め、保育の実践力を磨きました。

 名古屋市や長久手市など地域の保育所のご協力のもと、学生たちが10日間の保育実習に取り組みました。実習の直前まで教員が面談をおこない、「なぜ保育士を志したか」「目標を実現するには実習で何を学べばいいか」などについて学生が自ら考え、実習への目的意識がより高まるようサポートしました。そして学生たちは、実習先の園の方針や保育の特色に応じて、観察実習や参加実習などに力を注ぎました。
名古屋市のこすもす保育園では、3名の学生が実習に臨みました。2歳、3歳、5歳のクラスにそれぞれ入り、初めは緊張しながらもハキハキと自己紹介をして、子どもたちとの距離を徐々に縮めていました。そして、こま回し、ボール遊び、どろ遊び、近くの公園へのお散歩などに参加し、子どもたちと目線を合わせニッコリほほ笑みながら積極的に関わり合っていました。また、子ども同士がケンカを始めたときには、両者の言い分を冷静に聞いて対処するなど、保育士の方の言葉がけや行動を間近で観察。子どもの「育ち」をどう支援したらいいのか、考えを深めていました。
学生たちは10日間、子どもたちと一緒に遊ぶことを心から楽しみ、子どもの発達、子ども同士の関わり合いなどに関して体験的に学び、新たに身につけたいスキルや追究したいテーマを見出していました。

  • 保育実習オリエンテーション
  • 保育実習I(保育所)
  • 保育実習報告会

保育実習報告会

保育現場での学びや気づきを仲間と共有し、次のステップへとつながる報告会となりました。

 学生たちは10日間、子どもたちと触れ合い、保育士の方々の言葉がけや援助の仕方などを間近で見て、学生たちは多くの学びや気づきを得ていました。そうした保育実習の振り返りを教員や仲間と共におこなう報告会が、9月25日(火)に開催されました。白石淑江先生のクラスでは、実習内容や目標、心がけて実践したこと、そして、そこで達成したことや実感したこと、今後の課題などについて一人ずつ発表し、仲間と意見を交わしながら各自の経験をより意義あるものへと深めていました。

 「今、この子が何を考えているのか、何を求めているのか、思いを受けとめて言葉がけをすることや見守ることの難しさ、大切さを実感しました」
「子ども同士のケンカの対処に難しさを感じました。友達を泣かせてしまった子に『ごめんね』を言わせることに必死になってしまい、どうしてケンカしたのか、双方の思いを引き出せたらよかったと思います。次の実習にこの反省を活かしていきます」
「何にでも『イヤ!』という子に対して、保育士が『じゃあ何がしたい?』と聞きながら、クラス全体の活動も進行させていた姿が印象的でした。子どもたちとの"対話"の大切さを学びました」

 報告会では、こうしたさまざまな気づきやエピソードが語られ、学生たちは仲間の発表に熱心に耳を傾け、ノートに書き留めていました。白石先生は「保育では、子どもたち一人ひとりの様子やその場の状況を的確に把握し、臨機応変に行動できる力が必要になります。今後、現場でさらに経験を重ね、保育士としての基礎を築きましょう」とやさしくアドバイスを送りました。保育実習では事前学習から今回のような報告会までを教員の指導・支援のもとで実施し、学生の着実なステップアップを後押ししています。発表を通じて保育現場での経験を客観的に振り返り、仲間と情報共有できたことは、次の実習や今後のさらなる成長につながっていくでしょう。