追究

2012年12月14日

第7回 愛知淑徳大学 中国語スピーチコンテスト

第7回 愛知淑徳大学 中国語スピーチコンテスト

語学学習に励む学生たちがステージに立ち、自分の思いを中国語で熱く語りました。

コミュニケーションツールとして世界で使える高度な中国語が習得できるよう、愛知淑徳大学では中国語教育の環境を整えています。交流文化学部で専門的に究められるだけでなく、全学共通教育の言語活用科目や留学制度なども充実させ、すべての学生に対して中国語を学ぶチャンスを広げています。こうした環境を活かし、学部を問わず多くの学生が自分の興味や目標に合わせて中国語の学習に取り組み、ネイティブの教員や留学生との交流も楽しみながら語学力の向上に努めています。

 そうした日頃の成果を発表する場として毎年「愛知淑徳大学 中国語スピーチコンテスト」が開催され、主に、中国語を学び始めて間もない1、2年生がチャレンジしています。第7回を迎えた今年度は、史上最多の27人の学生がエントリーし、審査を通過した10人が12月14日(金)のスピーチ発表の大舞台に立ちました。この日に至るまでに、出場が決まった学生たちは教員の献身的な指導を受けながら中国語のスキルをさらに磨いてきました。
審査のポイントは「発音の美しさ」「スピーチの内容」「感情の豊かさ」「スピーチの時間(3分)」。留学先での出会いや経験、中国語習得への思いなどを、中国語で熱く語る学生一人ひとりに、応援に駆け付けた学生や教員は称賛の拍手を送っていました。また、審査の間には、交流文化学部の3年生が中国語クイズをおこない、中国語を学ぶ楽しさを伝えていました。

 表彰式では、審査員として参加した外部の先生が「皆さんのスピーチに感動し、愛知淑徳大学の中国語教育のレベルの高さに驚きました。皆さんが日本と中国の交流の懸け橋となって活躍されることを期待しています」と激励くださいました。この中国語スピーチコンテストを機に、学生たちはさらに語学学習に励み、中国をはじめさまざまな国の人と心を通わせる力をいっそう高めていくことでしょう。

最優秀賞 交流文化学部 交流文化学科

 昨年度の中国語スピーチコンテストで優勝した先輩に憧れ、「私ももっと中国語のスキルを高めたい!」と思い、エントリーしました。親身になって指導してくださった先生や先輩方のおかげで最優秀賞をいただくことができ、心から感謝しています。この経験を活かし、天津外国語大学での交換留学、ゼミでの中国語学習などを通して中国語をさらに磨き、将来、日本と中国の人々がお互いに理解し合える手助けができたらと考えています。

外国語教育部門 中国語教育主任 馮富榮先生からのメッセージ

 中国語スピーチコンテストに向けて学生たちは「発音を聞いてください!」「スピーチの原稿を添削してください!」と列をなすほど意欲的に私たち教員のもとに来てくれます。そんな熱意あふれる学生が数多くいるからこそ、互いに切磋琢磨して語学力を高め合い、人としても大きく成長していくことができるのだと感じています。ぜひ、この中国語スピーチコンテストの舞台を通してさらに向上し、学外のコンテストにも挑戦して活躍のステージを広げていってほしいと願っています。