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2012年12月19日

福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 クリスマス発表会

福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 クリスマス発表会

子どもたちの笑顔がきらきら輝くイベントを子ども福祉専攻の2年生たちがつくり上げました。

福祉マインドを持った保育士や幼稚園教諭を育てるために、福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻では、自分の心と体を動かす実践的な学習の機会を数多く用意しています。そのひとつとして「保育内容 身体的表現」では、授業で学んだ知識や表現スキルを学生が自ら発揮することのできるイベント「クリスマス発表会」を12月19日(水)に開催しました。地域の保育園や学内にあるAS保育室の子どもたち約25人をお客さまとして招待し、賑やかにおこないました。

 今回の「クリスマス発表会」をつくり上げたのは、2年生約60人。将来、保育・幼児教育の現場でイベントの企画・運営ができるように、授業での学びを活かしてイベントの運営も学生主体でおこない、6グループにわかれて劇を披露しました。演目は「かさじぞう」「おむすびころりん」「おおきなかぶ」など、子どもたちにも馴染みのある物語。各グループが台本をアレンジし、オリジナルのセリフやダンスなどを盛り込んで子どもたちがより楽しめるストーリーに仕上げました。また、劇と劇の間には、子どもたちと一緒におこなう手遊びタイムが設けられるなど、子どもたちを飽きさせない工夫もちりばめられていました。
約1時間、賑やかな音楽に乗せて歌やダンスを交えた楽しい6つの劇に、子どもたちはきらきらと笑顔を輝かせて見入っていました。学生たちは子どもたち一人ひとりの反応を直に感じながら、授業での学びの成果を自分の力として結実させていました。仲間と協力し合って劇や会全体をつくり上げたこの「クリスマス発表会」は、日々の学修や実習、さらに将来にもつながる経験となったことでしょう。

参加した学生たちのコメント

福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻

 「子どもたちが楽しめるように!」という目標に向かい、保育実習や幼稚園での教育実習と両立させながら、劇の練習や会の準備に取り組みました。実習と重なってなかなかメンバーが揃わない中、グループ内での連絡を密にし、どこまで練習や準備が進んだのかという情報を共有して「クリスマス発表会」を仕上げていきました。今日の発表会では、最初は緊張しましたが、子どもたちの笑顔を間近で見るうちに、私たちも思いきり楽しむことができました。こうした貴重なイベントも経験することができた「保育内容 身体的表現」の授業では、子どもを引きつける体の動きや言葉の抑揚などを学びました。今後もより実践的な力を身につけられるよう、いっそう意欲的に勉学に励みたいと思います。

「保育内容 身体的表現」担当教員のメッセージ


福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻
藤巻 裕昌 助教

 実習などが重なり、昨年度よりも限られた練習・準備時間の中で、学生たちは協力し合いながら「クリスマス発表会」を完成させました。この取り組みを通じて学んでほしい「人と密にコミュニケーションしながら目標を達成していくことの大切さ」を、一人ひとりが実感することができたと思っています。また、「今、自分は何をするべきか」と全体を見て自ら気づき、行動する力も培われたことでしょう。学生たちの成長が、私たち教員の喜びです。今後も学生たちが授業や実習に主体的に臨み、保育・幼児教育の現場で欠かせない知識やスキルを身につけることができるように、全力でバックアップしていきたいと考えています。