追究
2013年11月04日
名古屋市農業センターまつり「名古屋コーチン共和国」
2013年度 ゼミ活動 創造表現学部 産官学連携 福祉貢献学部

愛知淑徳大学の学生たちが、名古屋コーチンの魅力を広めるイベントに参加しました。
11月2日(土)~11月4日(月・祝)に名古屋市農業センターが主催する「農業センターまつり」が開催されました。今年は名古屋コーチンの魅力を多くの人に広めようと、「名古屋コーチン共和国」というテーマでおこなわれました。地域住民や親子連れが大勢集まり、会場内に設けられたイベントブースや名古屋コーチンのひよこと遊べる体験ブースなどで楽しみました。特に多くの人で賑わったのが、名古屋コーチンを味わうことができるブース。おいしそうなにおいと、屋台からお客さんを呼び込む元気な声に包まれました。
このイベントには、たくさんの愛知淑徳大学の学生が参加。来場者が楽しめるブースを運営したり、新商品開発に携わったり、名古屋コーチンの魅力を広げるためにさまざまな方法でアプローチしました。今回はその様子を、ブースごとにご紹介します。
名古屋コーチンスペシャルジェラート
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科の伊藤昌亮ゼミに所属する3年生の「食プロデュース」班は、名古屋コーチンの卵黄を使った新しいアイスの販売に向けて、商品のネーミングやパッケージデザインを担当しています。今回のイベントでは、最終候補に残った2つの商品名とパッケージデザインのうち、どちらがいいか、来場者にアンケートを実施しました。どちらも、学生が「女性」をターゲットに考えた商品名・パッケージデザインで、その完成度はプロのデザイナー並み。来場者は新商品を試食しながら、自分好みの作品を吟味していました。
なごっぴーを探せ
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科の伊藤(昌)ゼミに所属する3年生の「ナビゲーション」班は、名古屋市農業センターの魅力を来場者に伝えるゲームの企画・運営をおこないました。センターの長所を効率よくPRするために、オリエンテーリングの開催を計画。参加者に名古屋市農業センターのキャラクター「なごっぴー」を探してもらうことで、自然にセンターの長所に触れられるゲームを企画しました。参加受付ブースは子ども連れの親子で大賑わい。学生たちは、ていねいにゲームの内容を説明し、笑顔で子どもたちを送り出していました。
名古屋コーチンおもてなしレシピコンテスト
名古屋コーチンを身近なものとしてたくさんの人の知ってもらいたいと、活動している「名古屋コーチンもりあげ隊」。20名ほどの有志が集まり、SNSを使った情報発信やイベントの企画をおこなっています。今回のイベントでは、名古屋コーチンを使ったレシピコンテストを実施しました。最終候補に残った「からだよろこぶ塩麹パエリア」と「くるくるコーチンロールキャベツ」そして、特別枠で残った「みんなで☆まきまきっ♪名古屋コーチンクレープ」を100食分用意。来場者が審査した結果、最優秀賞には「くるくるコーチンロールキャベツ」が輝きました。審査に関わった来園者の皆さんは、おいしそうに料理を頬張り、笑顔いっぱいで試食を楽しんでいました。
名古屋コーチングルメマップ
名古屋コーチンもりあげ隊は、名古屋コーチンを気軽に食べられる場所を記した学生目線のマップを作成中です。このマップ制作に来園者の皆さんにも参加していただこうと、ブースを設置。コメントや名古屋コーチンに関する新たな情報をご提供いただき、さらにマップを充実させていました。現在はまだ計画中の段階ですが、このマップや名古屋コーチンおもてなしレシピをまとめ、一冊の本にする予定なのだとか。来場者の皆さんからは多くの声が集まり、名古屋コーチンを食せる場所を記した展示物はイベント終了時には、賑やかなものへと変身していました。
たまごクイズ&ペープサート「なごっぴーの冒険」
福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻の白石ゼミのメンバーに有志のメンバーが加わり、子ども向けの出し物を披露しました。第一部は「たまごクイズ」。学生たちは「このたまごのお母さんは誰でしょう?」と子どもたちに優しく語りかけ、クイズを進行していきました。子どもたちは「Aだと思う!!」と勢い良く手を挙げ、楽しそうにクイズに参加していました。第二部は学生が考えたオリジナル脚本のペープサート(紙人形劇)、「なごっぴーの冒険」を上演。表現豊かな劇に、子どもたちは、クイズとはうって変わって静かに見入っていました。