追究

2013年11月11日

エアライン業界セミナー

エアライン業界セミナー

航空業界をめざす学生たちを後押しする、特別セミナーがおこなわれました。

愛知淑徳大学はこれまで多くの人材を航空業界に輩出してきました。その実績に魅力を感じ、航空業界で働く夢を実現させようと入学を決める学生も多くいます。その夢の実現を、本学は徹底的にサポート。「エアライン講座」と題し、航空業界で働くときに必要な知識や就職活動を勝ち抜くためのスキルを伝えています。11月11日(月)には、本学の卒業生でもあるECCエアライン学院講師の松田氏をお招きして「エアライン業界セミナー」を開催しました。会場には就職活動の開始を目前に控えた大学3年生が多く参加。航空業界をめざす上でのポイントはもちろん、就職活動に取り組む姿勢も教わり、多くの刺激を受けたようでした。

 講師の松田さんは「今日からは、キャビンアテンダントやグランドスタッフなど、働く人の立場から航空業界を見つめてください。すると、新たに見えてくることがあるはずです」と語りかけました。そして改めてキャビンアテンダントやグランドスタッフの仕事を紹介。さらに、日本国内外の航空会社を紹介し、それぞれの会社の特徴を研究するようにと伝えました。
そして、話は航空業界の全体像から具体的な入社試験へと進められました。「航空業界の入社試験ならではのグループディスカッションでのチェックポイントは、そのグループが持つ"雰囲気"です。航空業界で求められるのは、周りに配慮ができる人材。そのため、ディスカッションのグループが和やかな雰囲気であることが、大きなポイントとなるのです」と、具体的な評価ポイントを説明しました。さらに、今年エアライン業界から内定を得たばかりの交流文化学部 4年生が登壇し、自身の就職活動における体験談を発表。面接で心がけた点や自身オリジナルの入社試験対策を披露し、「どれだけ努力して準備ができたかが、結果に結びつきます。楽しむ気持ちを持って、就職活動に挑んでください」と後輩たちにエールを贈りました。

 締めくくりとして、松田さんが試験官となり、代表の学生4名が模擬グループ面接に挑戦。松田さんは学生の答えを受け、立ち方や表情、話の内容にいたるまで細かくアドバイスを送りました。体験した学生たちはもちろん、模擬面接を見守った学生たちも、松田さんの言葉に真剣に耳を傾け、面接での注意点を学んでいました。
「皆さんにとって、航空業界は憧れの仕事先だと思います。しかし、決して特別な人が採用されるというわけではありません。今から一生懸命努力した人が内定をつかみとります。ぜひみなさんもしっかりと準備を進めて、自分らしさを伝えてください」と松田さんは笑顔でメッセージを送りました。学生たちにとって、実務経験のある卒業生や夢を叶えた先輩の言葉一つひとつが胸に響き、これから始まる就職活動において大いに役立つことでしょう。セミナー後の学生たちの表情はいきいきと輝いており、航空業界への憧れを一段と強めたようでした。