躍動

2015年12月28日

愛知淑徳大学ボランティアサークルあじゅあす シグマソサエティ認証式

vol.39

ボランティアサークル あじゅあす

障がいを抱える方や高齢者との関わりが社会的な評価を受け、
シグマソサエティに認定されました。

 愛知淑徳大学のボランティアサークルあじゅあすは、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)の支援を受けながら活動している学生団体のひとつです。障がいを抱える方々や高齢者とともに地域でさまざまな活動をおこなっています。その活動が実業界で活躍する女性、専門職に従事する女性の国際的なボランティア奉仕団体である国際ソロプチミストに評価され、シグマソサエティとして認証されました。認証式は10月18日(日)に愛知淑徳大学 星が丘キャンパスで盛大におこなわれました。シグマソサエティとは、国際ソロプチミストがスポンサーシップを提供する学生の奉仕団体をさし、シグマソサエティは所属する学校を基盤に、地域社会を良くするための奉仕活動をおこなっています。


 第1部は記念会堂で、国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョン名古屋-栄クラブのスポンサーシップ委員会 近藤敏恵委員長の司会進行のもと、同クラブ九鬼綾子会長からあじゅあすのメンバー一人ひとりに認証バッジが贈呈され、さらに、会長・トレジャラー(会計)・セクレタリー(書記)の3役が同クラブから任命されました。愛知淑徳大学 島田修三学長は「あじゅあすの皆さんは"違いを共に生きる”という本学の理念を体現してくれていると思っています。ぜひ、これからも健常者と障がいを抱える方々の懸け橋となるような活動を続けてください」とお祝いの言葉を述べました。
 さらに、国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンのスポンサーシップ委員会 河西滋子委員長は「あじゅあすの皆さんはロビーで元気よく挨拶してくださいました。その時の爽やかな笑顔がとても印象的です。ぜひその若者らしさを活動の力に変えてください」とあじゅあすのメンバーにエールを贈りました。2人の挨拶を受けて会長に任命された久保田宏樹さん(心理学部3年)は「初めて障がいを抱える方々と関わったのがあじゅあすでの活動でした。はじめはどのように接したらいいか戸惑い苦労もしましたが、活動を続ける中で"福祉関係の仕事に就きたい"という夢が見つかりました。今回の認証に恥じぬよう、活動を続けていきたいと思います」と力強く宣言しました。


 第2部は会場を交流ラウンジEASTに移して祝宴がおこなわれました。祝宴の始まりに際し、コミュニティ・コラボレーションセンター 大塚英揮センター長が、「CCCは学生たちにボランティア活動などを提供している機関で、あじゅあすの活動も支援しています。メンバーに話を聞くと"趣味はボランティアです!"とはつらつと返してくれる学生ばかりで頼もしく感じています。今回の認証を励みにさらに活動に力を入れてくれることを期待しています」と挨拶しました。
 その後、前会長の小林加奈子さん(福祉貢献学部4年)があじゅあすの活動について、写真をスクリーンに映しだし、あじゅあすのメンバーが障がいを抱える方々と一緒に夏祭りを楽しむ様子や高齢者と一緒にお菓子作りに挑戦する様子を伝えました。国際ソロプチミスト名古屋-栄クラブの皆さんは学生たちに学生生活やあじゅあすの活動について質問し、学生たちも楽しそうに自分たちの経験を語りました。
 祝宴の終わりには国際ソロプチミスト名古屋‐栄クラブ 近藤敏恵様より「これからあじゅあすのみなさんの活動を応援していきます。みなさん、がんばってください」とエールを送られました。今回、あじゅあすの活動が社会的に認められたことは、所属するメンバーにとって大きな自信になり、これを励みにさらに充実した活動につながっていくことでしょう。