躍動

2013年03月21日

ヨーヨーパフォーマーとして、世界の人々と交流し続けたい。

vol.19

コミュニケーション学部 言語コミュニケーション学科

小学生の頃から好きで続けてきたことが、世界への扉を開きました。

 ヨーヨーを始めたのは、小学校2年生のとき。日本でヨーヨーがブームになっていた頃でした。練習して技ができるようになることが楽しくて、どんどん夢中になりました。玩具店主催のヨーヨーのミニコンテストに参加して以来、国内のヨーヨー大会で実績を重ね、6年生のときにはアメリカで開催された世界大会「World YoYo Contest」にも思いきって挑戦。1A部門 9位という成績を収めることができました。初めての海外、初めての世界大会に大きな刺激を受け、ヨーヨーにいっそうのめり込み、より熱心に練習を積み重ねるようになりました。そして中学校3年生のとき、念願の世界チャンピオンの座を獲得。さらに3年連続世界チャンピオン、アジア大会6連覇など、さまざまな成果も手にすることができました。
こうした中学・高校時代を過ごして海外にも強く興味を持ち、さまざまな国の人とコミュニケーションするための英語を学びたいと考えるようになりました。そのときに知ったのが、コミュニケーション学部 言語コミュニケーション学科(現:交流文化学部)。「コミュニケーション」を重視するこの学部なら希望通りの英語が学べると確信し、入学を決意しました。

大学で磨いた英語コミュニケーション能力が、活動の幅を広げる原動力です。

 大学では先生方があたたかく応援してくださり、ヨーヨーパフォーマーとしての活動の幅を広げることができました。国内外のイベントでパフォーマンスを披露し、また日本だけでなく中国やイタリアのテレビ番組内でギネス記録を樹立。さらに3年生のときにはインターネット上でヨーヨーショップを立ち上げ、オリジナルブランドのヨーヨーの製造・販売を始めました。
そして現在、アジアを中心にアメリカ、ドイツ、イタリア、ニュージーランド、メキシコなど多様な国の人々に支持していただき、さまざまな企業の方々やアーティストの方々と仕事をする機会にも恵まれています。そのときに役立つのが、大学で培った英語コミュニケーション能力です。4年間を通じ、少人数制の授業で「生きた英語」を学び、ネイティブの先生方と日常的に会話できる環境のもと、着実に語学力を磨きました。さらにさまざまな国の人との言葉以外でのコミュニケーションなどについても学ぶことができ、そうした実践的な知識を海外の方々との打ち合わせですぐに使い、通訳を介さずに直接思いを伝え合うことができました。

ヨーヨーもコミュニケーションツールのひとつ。
今後も世界の人々との交流を楽しみたい。

 学業と両立してヨーヨーにも打ち込むことができたのは、大学のサポートのおかげだと深く感謝しています。卒業を間近に控えた4年生のときには「平成23年度学長表彰」をいただき、大変名誉なことであると大きな喜びを感じています。
ヨーヨーを通じて国内外で活動してさまざまな人と交流し、さらに愛知淑徳大学で先生方や職員の方々、個性豊かな学科の友人たちと共に過ごしたことは、ヨーヨーパフォーマーとして、一人の人として成長していく力になっています。ヨーヨーが文化として世界の国々で受け継がれていくように、4年間で培ったコミュニケーションスキルを活かし、今後もさまざまな形でヨーヨーの魅力を発信し続けたいと思っています。

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