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平成19年度 学長表彰式

2007年3月14日

平成19年度 学長表彰式

 平成20年3月14日に、平成19年度 学長表彰式が行なわれました。

学長表彰式の中では、緊張した面持ちのなかにも、学長をはじめ、副学長、学部長、研究科長、学生部長、ゼミの先生方、クラブ顧問や学生課員からの祝福をたたえる拍手に囲まれて、素敵な笑顔がみられました。

特に優れた学業成績をあげた、あるいは、課外活動等において特に顕著な成績をあげ、

今年度の栄えある学長表彰を受けられた方々に、表彰を受けての感想や今後の抱負などをうかがってみました。

西村律子さん(コミュニケーション研究科 心理学専攻 2年)

 優れた実験心理学研究業績として、2本の論文がトップジャーナルに掲載され、今後の研究計画が評価され、難関とされている平成20年度独立行政法人日本学術振興会特別研究員DC-2に採用されました。

今回の表彰をうけて、別の側面からも大きなことだったと実感しているとのこと。

研究学会には、国内3学会、海外2学会に所属され、必ず参加するよう努力し、論文も発表することができたのは、自分にとって大きな成果でした。

一方で、本学での心理学科の先生方から多大なるフォローアップ、バックアップをうけ、実験環境も整った中で研究を進められたのも良かったと思う。また、コミュニケーション研究科で行う自主研究会の中で、何度も発表をし、多くの指導を受けることができたのも力になった。とにかく、地道にデータ収集をし、地道にすすめてきた結果、このような結果となったので、どんなことでもコツコツ地道にはげんでいくことが大切ですと語ってくださいました。

今後は、博士号をとるのが目標、そしてこれからも、ずっと研究をつづけていきたいとのことでした。

西坂幸祐さん(現代社会学部 現代社会学科4年)

 第3回アジア海洋映画祭イン幕張のアマチュア短編ビデオ部門で「チバテレビ賞」、NTTドコモ東海協力「次世代クリエイターのケータイMOVIEコンテンストN.G」で2Dアニメーション部門に入賞など、自ら製作した数々の映像作品で入賞を果たし、自身で第78階「欽ちゃんと香取慎吾の全日本仮装大賞」にも参加したり、幅広く活躍。また、本学ソシオメディアセンターのスチューデントアシスタントも務め、後輩の指導にもあたられています。

もともと映像作品を制作するのが大好きで、実写・アニメーション・音楽など、幅広く映像作品をつくるのが好きだった。

映像作品を作るにあたっては、本学ソシオメディアセンターにある機材などを有効利用し、自身のネットワークをふんだんに使い、労力を惜しまず走りまわり、友人などの協力を得て、やりたいことをかたちにしてきたとのこと。

このごろのご時世、ぼんやりとした将来ビジョンになりがちだが、好きなことを素直に好きなだけ自由にやっていくことが大切だと思う。結果などはあとからついてくるものであって、それにとらわれず、自分の作りたい作品の完成図を思い描き、やりたい思いに忠実に、ポジティブな気持ちでやっていくこと。そして、そのためにもしっかり映像を学び、つくりたいものをつくる。いかに具現化するかが大切ですとのこと。

また、本学高校生向けHP内でも、「活躍する在学生」として初めてとりあげられているが、このほど、アップルデジタルコンテストでも入賞をはたし、第2弾が更新される予定。楽しみにしてもらえたら嬉しいですとのこと。

今後は広告関係のお仕事をつきながら、大好きな映像作品を制作することにも励みたい。将来の夢は、映画監督になることですと瞳を輝かせながら語ってくださいました。

加藤大貴さん(現代社会学部 現代社会学科 4年)

 「全日本なぎなた選手権大会 男子 個人の部」4位、「愛知県なぎなた選手権大会男子 個人の部」1位という優秀な成績をおさめられました。

表彰式では、かなり緊張されたようでした。

なぎなたをはじめたきっかけは、高校で、たまたまなぎなた部があり、先輩部員がおこなう演武になんてかっこいいのだろうと、ひとめぼれし始めたという。先輩の姿がかなり素敵にうつったそうだ。

授業後などにおこなう週4回の練習を精一杯こなし、基本を大切にし、打突の確認などに力をいれました。練習では変な癖がつかないように、部員やコーチにみてもらうことを大切にしましたとのこと。

なぎなた部は初心者も多いが、みな大変熱心で上を目指し、そのような部員との練習やコーチの熱心な指導がとても力になり、励みになったという。また厳しい練習の他では、誕生日などを祝ったり、アットホームなイベントも忘れないで人間的にもあたたかい気持ちになり、成長できました。

なぎなたをやっていいところは=人として成長できるところ!!

今後は就職して忙しくなってしまうと思うが、ずっとなぎなたを続けて頑張っていきたい。そして、いつか世界大会に出場することが目標だそうです。

なぎなたに限らず、色々なことややりたいと思うことに挑戦して、最後にはやってよかったと思える学生生活を皆さんにもすごしてほしいですとあたたかい目で語ってくださいました。

深谷美海さん

(現代社会学部 現代社会学科 1年)

 世界バトントワリング選手権大会・第3回インターナショナルカップ大会(WBTF・IC)において複合チーム10名の1員として出場し、IC・BTレベルAチーム部門3位入賞を果たし、名古屋ゴールデントワラーズの一員として東海地区BT大会で1位入賞、第32回全日本BT大会出場などで活躍されました。

水嶋えりかさん

(ビジネス学部 ビジネス学科 1年)

 世界バトントワリング選手権大会・第3回インターナショナルカップ大会(WBTF・IC)において複合チーム10名の1員として出場し、IC・BTレベルAチーム部門3位入賞を果たされました。

お二人に表彰をうけての感想をうかがってみると、この成果も、一人で勝ち取れたわけではなく、周りの方々(コーチや家族)の支えや励ましや協力があったからこそのものなので、感謝の気持ちでいっぱいであり、今後も感謝のきもちを忘れずに頑張っていきたいと語ってくださいました。

深谷さんと水嶋さんは、本学HPサイト「活躍する在学生」で紹介されるため、学長表彰式終了後に、長時間にわたり取材をうけてらっしゃいましたが、とても元気いっぱいに、真剣な面持ちで、ひとつひとつ丁寧に気持ちを伝えていたのが印象的でした。「活躍する在学生」での記事を楽しみでもあり、大学1年生の深谷さんと水嶋さんの更なる活躍が期待されます。

平成19年度 学長表彰式

 学長表彰を受けた皆さんをはじめ、学生表彰された他のみなさん、そして、現在夢の実現にむかっていろいろな形で努力をされているみなさんの今後のご活躍を願いたいと思います。