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平成22年度 学長表彰式

2011年3月15日

平成22年度 学長表彰式

 愛知淑徳大学では、毎年1回、特に優れた学業成績をおさめた学生や課外活動などで特に顕著な活躍をした個人または団体に「学長表彰」を贈っています。
 平成22年度は個人1人と1団体がこの名誉ある賞に輝き、平成23年3月15日(火)、長久手キャンパスにて開催された「平成22年度 学長表彰式」において功績がたたえられました。
 小林素文学長や教職員のあたたかな笑顔に見守られながら、堂々と表彰状を受け取った学生たちは、ゆるぎない自信も手にして、次なる目標へと力強く歩みを進めていくことでしょう。

特に優れた学業成績をおさめた学生
蔵冨 恵さん 心理学研究科 心理学専攻 博士前期課程2年

 「視覚情報の制御に関する認知神経心理学的検討」というテーマで心理学の研究に打ち込む蔵冨恵さんは、日本のトップクラスの優れた若手研究者に研究奨励金を支給する「特別研究員制度(日本学術振興会)」の特別研究員DC1(平成23年度から3年間)に採用されました。採用率はわずか約30%という難関にも関わらず、これまでの研究実績や今後の研究計画が高く評価されて採用となり、この功績をたたえて学長表彰が授与されました。
 コミュニケーション学部コミュニケーション心理学科で心理学について幅広く学んだ蔵冨さんは、脳の仕組みの解明に医学的な視点でアプローチするというベーシックな心理学への関心が高まり、研究者の道を志すようになりました。大学院に進学後、研究への意欲がさらに高まって、特別研究員制度に応募。結果、東京大学や京都大学など全国の名だたる大学の院生たちとともに、特別研究員として採用されました。蔵冨さんは「今後も、研究への意欲の根底にある"人の役に立ちたい"という初志を貫き、目標とする研究成果を挙げられるように、より一層研究に情熱を注ぎます」と熱意を語ってくれました。

課外活動において特に顕著な活躍をした団体
バドミントン部

バドミントン部 創部30周年を迎えたバドミントン部は、東海大学バドミントン選手権大会において毎年のように女子が1部リーグ上位入賞を果たすなど、強豪チームとして実績を積み重ねてきました。平成22年4月に開催された春季リーグ戦 東海大学バドミントン選手権大会では、ついに男子が1部リーグに昇格し、「男女1部リーグ達成」という快挙を成し遂げ、学長表彰という栄えある賞にもつながりました。
 さらに、平成22年度の東海大学バドミントン選手権大会にて女子ダブルスや男子ダブルスが準優勝、女子ダブルスがベスト8、女子シングルスが3位、男子シングルスがベスト8という優れた成績をおさめたことも高く評価され、バドミントン部に所属する8人の学生が「平成22年度 学生部長表彰」にも輝きました。
 バドミントン部のメンバーたちは、「仲間と共に目標に向かって努力を重ねる経験を通じ、一人ひとりが体も心も鍛え、人としても大きく成長しています。今後も"男女とも1部"を維持できるよう、メンバー全員が各自のレベルに応じて目標を掲げ、高い志を持って練習に打ち込みたいと思います」と力強く話してくれました。