
ジェンダー・女性学研究所について
ジェンダー・女性学研究所は性別役割分業の実態を研究し、また性による差別や
人権侵害について情報を収集、教育・研究し、男女共同参画社会の実現のために
尽くすことを目的としています。
ジェンダーってなに?
ジェンダーとは、「女らしさ・男らしさ」「女の役割・男性の役割」といった社会的・文化的に作り上げられた「性差」のことです。「女は女らしく」「男は男らしく」するべきとか、「女には女の役割」「男には男の役割」があるとは「当たり前」「常識」と考えられがちですが、こうした考えはジェンダー規範であり、性差を理由に個人の生き方を規定し、ときには抑圧します。また「女だから」「男だから」として個人がそれぞれ置かれた立場を決めつけることは偏見であり、差別につながります。
規範や偏見にしばられず多様性を認め合うことで、個性を輝かせることができる社会を実現するため、社会を見直すため、ジェンダーや女性学について学びましょう。

お知らせ
イベント予告
第15回「ジェンダー・ダイバーシティ視点の卒業論文・卒業制作」報告会(本学学生及び教職員対象事業)
第15回「ジェンダー・ダイバーシティ視点の卒業論文・卒業制作」報告会を、以下のとおりに開催します。
この報告会には、学部・学年を問わず、どなたでもご参加いただけます。報告会の終了後には懇談会もあり、学部を超えた交流もできる貴重な機会です。教職員の皆さま方も是非ご出席ください。
◆開催日:2023年1月25日(水)13:30~16:00
※途中の入退室自由です。
◆会 場:長久手キャンパス9号棟 913教室
◆報告者・スケジュール(予定)
13:30 開会
13:35~13:50 松藤梨紗さん(文学部国文学科)
王谷晶「ババヤガの夜」―2020年的暴力の検討―
14:00~14:15 青木そらさん(創造表現学部創造表現学科創作表現専攻)
『余映の横顔』
14:25~14:40 小林奈央さん(ペンネーム:置行堀)(創造表現学部創造表現学科創作表現専攻)
『「普通」になれない。』
14:50~15:05 伊藤めぐさん(創造表現学部創造表現学科メディアプロデュース専攻)
「Uniformee」 〜性的消費から逃れることを目指した制服デザインの提案〜
15:15~15:30 山田陽菜こさん(創造表現学部創造表現学科メディアプロデュース専攻)
色覚多様性のためのワルツ
15:40 閉会・懇談会(16:00まで自由)
(発表なし、資料配布のみ)
・西川葵さん(文学部国文学科)
泉鏡花と〈女〉-妻・すずから見る女性像-
・匿名(創造表現学部創造表現学科創作表現専攻)
戯曲「アウトサイド」
・匿名(交流文化学部交流文化学科国際交流・観光専攻観光コース観光マネジメント)
制服の役割 ―観光業における女性の制服に対する価値観-
<ジェンダー視点の卒論・卒制報告会とは?>
専攻の分野を問わず「ジェンダー視点」で卒論執筆・卒業制作を行った学生さんたちに集まっていただき、お一人15分程度でその内容を報告していただく企画です。報告会のあとには懇談会もあり、参加者同士での意見交換や交流も図っていただけます。
◆問合せ先:ジェンダー・女性学研究所
(長久手キャンパス8号棟4階エレベーター前)
Email:igws@asu.aasa.ac.jp
”ジェンダー不平等国”で生きていく。~キャンペーンCM制作から見えてきたこと~ 終了しました
本セミナーは終了しましたが、Teams上のチームで、セミナー内容を再録した動画を公開予定です(本学関係者のみ視聴可能)。
ジェンダー・女性学研究所では、下記内容で第41回定例セミナーを開催致します。
本学関係者であればどなたでもご参加頂けます。
※本イベントは、本学学生及び教職員を対象としております。一般公開ではございませんので、ご了承ください。
【講演日時】
11月21日㈪ 2限(11:10~12:40)星が丘キャンパス 1号館3階13C
4限(15:10~16:40)長久手キャンパス 7号棟4階 741
【講演題目】
「”ジェンダー不平等国”で生きていく。~キャンペーンCM制作から見えてきたこと~」
【概要】
東海テレビが毎年発信している公共キャンペーンCM。2021年のキャッチコピーは「ジェンダー不平等国で生きていく。」というものでした。
日本の日常に潜むジェンダーの問題や認識を、あらゆる立場の人たちに取材し、構成したCMは、各所で話題となり、2021年日本民間放送連盟賞のテレビCM部門で最優秀賞を受賞しています。このCM制作にプロデューサーとして携わった繁澤かおる氏に、CM制作の背景やプロセス、そこから見えてきたことについて語っていただきます。
また、ジェンダー認識が後れていると言われるメディア業界で働くということについても、現在家庭を持つ母でもある繁澤氏の目線で切り込んでいただきます。
学生には、働くということ、そして、社会に出てから直面するジェンダーの問題を、我が事として捉える機会になればと思います。
繁澤さんが作製されたCMは現在もYoutubeで公開中です。ご参加前にご視聴ください。
【講師プロフィール】
繁澤かおる
1987 年岐阜県生まれ。立命館大学産業社会学部卒。 2010 年東海テレビ放送入社。報道部の記者として行政、医療・教育分野など担当。また、ドキュメンタリー番組やCM制作にも携わる。映画『おかえりただいま』助監督・取材ディレクター。公共キャンペーンCM「この性を生きる。」「ジェンダー不平等国で生きていく。」プロデューサー。
【申し込み】
事前申し込みは不要です。会場に直接お越しください。
【問い合わせ先】
ジェンダー・女性学研究所
igws@asu.aasa.ac.jp
愛知淑徳大学ジェンダー・ダイバーシティ表現演習
第5回成果発表公演「型なしクッキーたべてみた」 終了しました
この公演は、愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所が開設する科目「ジェンダー・ダイバーシティ表現演習」の成果を発表するものです。
この授業では、参加者が相互啓発的な関係を築いてジェンダー・ダイバーシティの共通理解を深め、舞台作品を想像して観客とその理解を共有することを目標としています。劇場での上演は3年ぶりとなります。皆さま是非足をお運びください。
◆日時:2022年9月3日(土)15:00~
◆場所:港文化小劇場
◆料金:無料(要予約)
◆申込方法:こちらのURLにアクセスして申込をお願い致します。(9月2日22時まで)
https://www.quartet-online.net/ticket/cookie2022
◆問合せ先:shukutoku.gd@gmail.com
第40回定例セミナー <平林美都子×石田好江>
「ジェンダーのいまを考える~愛知淑徳大学のジェンダー教育を振り返って~」(対象:本学関係者のみ) 終了しました
本セミナーは終了しましたが、現在、Teams上のチームで、セミナー内容を再録した動画を公開しています(本学関係者のみ視聴可能)。Teamsで「【ジェンダー・女性学研究所】」と検索してください。
本学文学部教授の平林美都子先生、本学の元副学長で名誉教授の石田好江先生をお迎えし、本学のジェンダー教育のこれまでと今について語って頂きます。お二人は共にジェンダー・女性学研究所の所長を務め、本学園のジェンダー教育を30年余にわたり支えてくださっています。セミナーの中では、当研究所が2016年に行った意識調査や平林先生の近著『女同士の絆』についてもお話頂きます。
◆講師 平林美都子 先生 (本学文学部教授、元ジェンダー・女性学研究所所長)
専門:ヴィクトリア朝詩、現代英語圏文学、ジェンダー表象
◆講師 石田好江 先生(本学名誉教授、元ジェンダー・女性学研究所所長、東海ジェンダー研究所理事)
専門:生活経営学、社会政策学
◆日時 2021年10月18日(月) ※今回のセミナーは、本学関係者(学生および教職員)のみを対象として開催いたします。開催時間及び会場につきましては、学内掲示板(CampusSquare)をご確認ください。後日、学内向けにTeamsでオンデマンド配信を行います。
◆主催・問合せ先
愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所(長久手キャンパス8号棟4階)
Tel: 0561-62-4111 内線2498 Email: igws@asu.aasa.ac.jp
第39回定例セミナー 「男コピーライター、育休をとる。~ポスト育休の日々~」(対象:本学関係者のみ) 終了しました
本セミナーは終了しましたが、現在、Teams上のチームで、セミナー内容を再録した動画を公開しています(本学関係者のみ視聴可能)。Teamsで「【ジェンダー・女性学研究所】」と検索してください。
男性の育児休業。この国は、2020年までに取得率13%を目標にしています(昨年時点でまだ7.48%)。でも、育休はゴールでなく、エントランスではないか。そもそも「ワークライフバランス」ってなんなんだ?サラリーマンにとって働き方のニューノーマルとは?6カ月の育休から復職したあと、みえる世界はどう変わったのか。広告会社の電通で育休を経験した、“意識フツー系”の悩めるコピーライターが、等身大の言葉で語ります。
◆講師 魚返 洋平氏(株式会社電通 コピーライター)
<プロフィール>
1981年生まれ。2003年に電通に入社。以降コピーライターとして勤務し、さまざまな企業、団体のコミュニケーションに携わる。2017年に長女が誕生し、約半年間の育児休業を取得。その体験をまとめた著書『男コピーライター、育休をとる。』(大和書房)を刊行した。最近の仕事は「WEGO/YOUR FAN」「この世界に、美しくできないものはない。REGZA」など。“電通パパラボ”のメンバーでもある。クラフトビールと海外ドラマのファン。
◆日時 2020年10月28日(水)
※今回のセミナーは、本学関係者(学生および教職員)のみを対象として開催いたします。開催時間・参加方法につきましては、学内掲示板(CampusSquare)をご確認ください。
◆主催・問い合わせ先 愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所(長久手キャンパス 8号棟4階)
Tel: 0561-62-4111 内線2498 E-Mail: igws@asu.aasa.ac.jp
(『男コピーライター、育休をとる。』2019、大和書房)
「イベント情報」以外のお知らせはこちら
書籍の利用方法
本学学生の書籍利用方法についてご案内します(本学教職員への貸し出しも可)。
所蔵図書検索についてはこちら
星が丘キャンパス学生の方へ
- ジェンダー・研究所は長久手キャンパスにありますので、借りたい本を見つけたら、ジェンダー・女性学研究所へ直接お越しください。
電話、メールからも受付けています。 - 書籍到着日を確認したら、3日以内に星が丘キャンパスのCCCで貸し出し手続きをしてください。
0561-62-4111
igws@asu.aasa.ac.jp
長久手キャンパス学生の方へ
直接、ジェンダー・女性学研究所へお越しください。
場所:長久手キャンパス8号棟4階エレベーター前