ステレオリムーブ課
ステレオリムーブ課とは
「ステレオリムーブ課」は愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所の学生運営委員として2020年に発足しました。年に1回、学内から新メンバーを募集して、学生主体でジェンダーに関する研究活動に取り組んでいます。研究活動の成果は、年1回のニューズレターなどで公表しています。「ステレオリムーブ課」という名前には、「典型(ステレオ)的な考え方を取っ払おう(リムーブ)!」という気持ちが込められています。
研究所のキャラクター「にじもじゃ」は、ステレオリムーブ課のメンバーが作ってくれました。研究所のパンフレットやクリアファイルに登場しています。

これまでの主な活動実績
2020年度
- ジェンダー・女性学研究所ニューズレター編集(No.50より継続)
2021年度
- 愛知県立岡崎西高等学校放送部からの取材
- 日本女性学習財団『We Learn』2021年9月号への寄稿
- 長久手市男女共同参画情報誌(中学生向け)「自分らしく」Vol.11(令和4年4月発行)の編集(長久手市立長久手中学校への取材あり)
- 尾張旭市男女共同参画審議会委員の委嘱(2年任期)
- 東海ジェンダー研究所(名古屋市)への取材
2022年度
- 日本女子大学現代女性キャリア研究所(東京都)への取材
- 愛知県立名古屋西高等学校からの取材
- ジェンダーレス制服プロジェクト(詳細は後述)
2023年度
- 三重県四日市市立富洲原中学校による研究所訪問への対応
- 尾張旭市男女共同参画審議会委員の委嘱(2年任期)
- お茶の水女子大学ジェンダー研究所(東京都)への取材
- 2023年度第48回淑風祭出展
- 愛知県立名古屋西高等学校からの取材
- 2023年度学生部長表彰受賞
- 産婦人科医・高尾美穂先生への取材
ジェンダーレス制服プロジェクト
愛知県内の中学生や高校生に取材をしたり、逆に取材を受けたりする中で、学校の制服が中高生のジェンダー意識と大きく関係しているのではないかと考えるようになりました。そこで、2022年から「ジェンダーレス制服プロジェクト」に取り組んでいます。メンバーでデザイン案をいくつか出し合ってから学内でアンケートを行い、人気の高いデザイン案を3つに絞りました。そして、その中の1つを実際に制作しました。(デザイン案の詳細はニューズレター52号をご覧ください。)
まずは3つのデザイン案のうち、1つを実際に制作しました。制作後は、愛知工業大学名電中学校・高等学校の生徒の皆さんに制服に関する意見を聞きに行ったり、市内の中学校で制服を変えることになっている小牧市に経緯を聞きに行ったりするなど、制服に関する研究活動を実施しています。
そして、残りの2つのデザインも実際に制作してみました。

実際に制作した制服は、2023年度の淑風祭で展示しました。淑風祭では制服のほか、これまでの活動内容をパネルにして展示しました。

さらに、制服を着用したメンバーが出演するプロモーション動画も作成し、淑風祭で流しました。
ジェンダーレス制服プロジェクトなど、学内外にジェンダーやダイバーシティへの理解を普及する活動を行ったことが評価され、ステレオリムーブ課は2023年度学生部長表彰を受賞しました。
メディアでの紹介
- 2021年5月14日に中日新聞市民版でステレオリムーブ課が紹介されました。
- 2021年6月16日に教育学術新聞(日本私立大学協会)でステレオリムーブ課が紹介されました。
- 2023年7月6日に中日新聞朝刊なごや東版でジェンダーレス制服プロジェクトが紹介されました。