報告

2019年04月03日

平成30年度 愛知淑徳大学 卒業式

平成30年度 愛知淑徳大学 卒業式

2019年3月20日(水) 名古屋国際会議場(センチュリーホール)

大学の理念「違いを共に生きる」を心に刻み、
それぞれの道へと旅立ちました。

 穏やかな春の日差しが降り注いだ3月20日(水)、名古屋国際会議場(センチュリーホール)にて平成30年度の愛知淑徳大学 卒業式が挙行されました。旅立ちのときを迎えた卒業生は約2000人。袴やスーツに身を包み、凛とした表情で式典に臨みました。

平成30年度 愛知淑徳大学 卒業式

平成30年度 愛知淑徳大学 卒業式

 各学部の代表者に学位記を授与した島田修三学長は、学生時代に心を打たれた一冊を紹介しながら式辞を述べました。その愛読書とは、報道写真家であるロバート・キャパの著書『ちょっとピンぼけ』。第二次世界大戦中、懸命に生きる人々の姿を写真で伝えようとしたキャパのエピソードを語り、「新しい門出に立つ皆さんにとって、心強いエールになる本だと思います。皆さん一人ひとりの今後の活躍を祈ってやみません」とはなむけの言葉を卒業生に贈りました。

平成30年度 愛知淑徳大学 卒業式

平成30年度 愛知淑徳大学 卒業式

 さらに、卒業生へのあたたかなメッセージが来賓祝辞や在学生送辞においても投げかけられ、卒業生代表は感謝の気持ちを込めて答辞を述べました。「4年間で得られた学びは"多様性"という言葉で表すことができます。国籍、年齢、性別、障がいの有無など、それぞれの違いを大切にし、共に生きることが、『違いを共に生きる』を理念とする愛知淑徳大学の卒業生の役割であると考えます」と語り、社会に出てからも多様な人々と切磋琢磨していくことを誓いました。

 閉式後、卒業生は学科・専攻ごとの学位記授与室に移動し、友人や恩師と賑やかに語り合いながら、輝く笑顔や美しい涙で学生生活に別れを告げました。一人ひとりが新たな決意を胸に未来を見据え、自分の道を力強く歩んでいくことでしょう。