報告

2023年04月25日

令和5年度 愛知淑徳大学 入学式

2023年4月2日(日) 名古屋国際会議場(センチュリーホール)

新入生が晴れやかな笑顔で式典に臨み、
新しい一歩を踏み出しました。

 桜の花びらが舞う、うららかな日となった4月2日(日)、名古屋国際会議場(センチュリーホール)にて愛知淑徳大学の入学式が挙行されました。検温や手指消毒、入退場の動線管理など感染症対策の徹底により、昨年度に続き今年度も大ホールでの開催が実現しました。

 新入生は真新しいスーツを身にまとい、凛とした姿で式典に参列しました。そんな彼らに向けて、島田修三学長は式辞の冒頭で「高校生活3年間がコロナ禍だったみなさんに、この4月からはかつての自由でのびやかな学生生活が戻ってくることをまずお伝えしたい」と、苦難を乗り越えて晴れの日を迎えた新入生に力強く語りかけました。さらに歌人・窪田空穂の「理解より 愛は生まれ来 われら皆 黄金の鍵の 言葉もつなり」という短歌を引用しながら大学の理念「違いを共に生きる」について紹介し、「言葉という黄金の鍵は、人と人の『違い』を知り、互いに深く理解し合って、心の扉を開けることができます。大学では知的な課題に果敢に取り組み、豊かな言葉で表現できる人、言葉の力を信じる広々とした人に育ってほしいと願っています」というメッセージを贈りました。

 続いて、祝辞として小林素文理事長は「若者らしく感受性を豊かに、好奇心を旺盛にして、実りの多い大学生活を送られますよう心よりお祈りいたします」と新入生の充実した日々に期待を寄せました。

 先生方の激励の言葉を受け、新入生代表は「互いの個性を活かし、高め合いながら、『違いを共に生きる』人をめざして学びたいと思います」と誓いの言葉を述べました。さまざまな目標や希望をもって、大学生活をスタートさせた新入生たち。日々の授業やクラブ・サークル活動、ボランティア活動などで多様な人と学び合い、知識や経験を積み重ねて、自分の可能性を大きく広げていくことでしょう。

《障がい学生支援活動団体「あすてく」による「パソコンテイク」》

 障がい学生支援活動団体「あすてく」は、主に聴覚に障がいがある学生の学修支援に取り組んでいます。入学式では音声情報を文字化する「パソコンテイク」を実施。閉式後、「あすてく」の代表学生2名が登壇して活動内容を紹介し、大学の理念「違いを共に生きる」を実践することの大切さを伝えました。