報告
2023年04月13日
令和4年度 卒業式
2023年3月17日(金) 名古屋国際会議場(センチュリーホール)
4年ぶりに開催された晴れの式典。
卒業生がそれぞれの道へと笑顔で旅立ちました。
名古屋で桜の開花が発表された3月17日(金)、令和4年度の卒業式がおこなわれました。平成30年度以来の4年ぶりに名古屋国際会議場(センチュリーホール)での開催となり、華やかな袴や凛々しいスーツを身にまとった卒業生たちが参列。入退場の動線への配慮や手指消毒などの感染症対策は継続しながら、政府方針でマスク着用が個人の判断に委ねられたこともあり、晴れやかな笑顔で門出を喜び合う姿が見られました。
ウィンドオーケストラが響かせる荘厳な音楽と共に幕を開けた卒業式。学位記授与では各学部の代表学生が登壇して島田修三学長から学位記を受け取り、万感の思いを噛みしめていました。島田学長は式辞で詩人・茨木のり子の「一人は賑やか」という詩を紹介し、「孤独を楽しめる心の大切さを詠ったこの詩を、自身の糧にしてもらえたらと思います。これからの新しい人生、孤独も恐れず、力強く切り開いていってください」と、卒業生にはなむけの言葉を贈りました。その思いに応えるように、卒業生代表の答辞では、コロナ禍による世の中の変化や大学の理念「違いを共に生きる」などに触れながら4年間の学びや成長を振り返り、今後への抱負を力強く述べました。
今年度の卒業生は、学生生活のうち約3年間が新型コロナウイルス感染症によるさまざまな制限がおよび、入学当初に思い描いていた日々を過ごせなかったかもしれません。それでも今できることと真摯に向き合い、社会の変化に柔軟に対応しながら学び続けて、卒業の日を迎えました。それぞれが選んだ道へと一歩を踏み出し、自分らしく力を発揮していくことでしょう。