報告

2024年04月03日

令和5年度 卒業式

2024年3月18日(月) 名古屋国際会議場(センチュリーホール)

1900名以上の卒業生が、新たな決意を胸に
それぞれの道へと一歩を踏み出しました。

 3月18日(月)、名古屋国際会議場(センチュリーホール)にて令和5年度卒業式が挙行されました。卒業生たちは華やかな袴や凛々しいスーツを身にまとい、晴れやかな笑顔で祝典に参列しました。

 開式前演奏の美しいハーモニーが響くなか、厳かに幕を開けた卒業式。各学部・研究科の代表学生に学位記を手渡した島田修三学長は、詩人・谷川俊太郎さんの「うそとほんと」という詩を紹介しながら式辞を述べました。おびただしい情報があふれる現代社会において、物事の真偽や本質を自らの目で見極めることの大切さを"生きるためのアドバイス"として伝え、「これから始まる新しい人生を積極的に切り開いていってください」と卒業生を激励しました。

 さらに、来賓の方々による祝辞、在学生代表による送辞が贈られ、そのあたたかな言葉の一つひとつに応えるように卒業生代表が答辞を述べました。友人、教職員、ご家族への感謝も伝えながら「大学で教育を専攻し、『個性は一人ひとりの宝物』ということを学びました。4月からの教員生活では、4年間の学びと大学の理念『違いを共に生きる』を胸に、専門性を高め、一人ひとりの個性を大切にしていきます」と新社会人となる決意を力強く語りました。

 閉式後、卒業生は学科・専攻ごとの学位記授与室に移動し、友人や恩師と共に学生生活の最後の時間を賑やかに過ごしました。今年度の卒業生が入学した2020年4月は緊急事態宣言が発出され、キャンパスライフのスタートはオンライン中心の日々。その後も度々コロナ禍による制限がありましたが、柔軟に対応して学業や課外活動などを充実させ、それぞれの道へ笑顔で旅立つ日を迎えました。春からの新生活も実り多いものになるよう、自分らしく歩みを進めていくことでしょう。