報告
2024年07月26日
令和6年度 愛知淑徳大学後援会 総会・教育懇談会、保護者向け就職セミナー
2024年5月19日(日) 星が丘キャンパス
本学の教育や学生支援に関する情報を共有し、
後援会会員の皆さまと教職員が交流を深めました。
「違いを共に生きる」という理念のもと、愛知淑徳大学は学生一人ひとりが自分の目標に向かって実り多い大学生活を送れるよう教育・支援体制や学修環境の充実を図っています。そのさまざまな取り組みを支えてくださっているのが、後援会会員である保護者の皆さまです。毎年「後援会総会・教育懇談会、保護者向け就職セミナー」を開催し、本学に関するあらゆる情報をお伝えしてご理解・ご協力の輪を広げています。
本年度は5月19日(日)に星が丘キャンパスで開催しました。メイン会場となった記念会堂だけでなくサテライト会場もほぼ満席となるほど、大勢の後援会会員の皆さまがご参加くださいました。当日は総会や教育懇談会、就職セミナーをはじめ、各種個別相談・説明会も実施。保護者の皆さまと教職員が交流を深めながら、本学の教育や学生支援に関する情報を共有する貴重な機会となりました。
後援会総会
本学から島田修三学長、斎藤和志副学長、高橋啓介副学長、五島幸一副学長、若松孝司教務部長、三浦克人学生部長、後援会から加藤夕佳会長をはじめ役員の方々が登壇しました。開会に先立ち、加藤会長は後援会会員の皆さまに向けて「愛知淑徳大学は学生を大切にする、何事にも学生ファーストな大学です。ご子息・ご息女が皆さまのもとを離れ、安心して充実した大学生活を送り、立派な社会人になれますよう皆さまと共に応援したいと思います」と挨拶されました。総会では、令和5年度の後援会事業報告、決算報告および会計監査報告、令和6年度の役員選出、事業計画案および予算案が審議され、それぞれ満場の拍手によって承認されました。
教育懇談会
最初に島田学長が挨拶をおこないました。「学生に対してさまざまなことに細やかに配慮していくことが、本学が重視している方針のひとつです。後援会の皆さまのお力をお借りし、学生生活の支援を充実させていきます」と語り、後援会会員の皆さまへの謝意を述べられました。
続いて高橋副学長が本学の現状報告をおこない、学部・学科(専攻)の専門教育と社会で役立つ力を養う全学共通教育・基幹科目、学生への多様なサポートなどについて説明しました。「すべての学修で大切にしているのが、『違いを共に生きる』という理念です。自己実現を果たし、社会のあらゆる場面で『違いを共に生きる』を実践しうる知性と行動力が本学における『学士力』であり、その学士力を修得できるよう学生の主体的な学修や大学生活を支援しています」と語りました。
次に丹藤克也キャリアセンター長が本学のキャリア教育とキャリア支援、就職状況、今後の就職活動の動向について報告しました。「キャリアセンターでは1年次から4年間を通して、学生全員にきめ細かいキャリア教育・キャリア支援をおこなう体制を整えています。さらに、社会の変化や就職活動の動向に応じて随時ガイダンスなどを実施していることも、高い就職率の維持につながっています」と説明しました。
保護者向け就職セミナー
株式会社学情エグゼクティブアドバイザー・木之本敬介氏による、就職活動に関する講演がおこなわれました。演題は「親は知らない!就活最新事情~親の3大NG+関わり方をお伝えします~」。朝日新聞社採用担当部長を務めたご経歴がある木之本氏は、キャリアコンサルタントとして就活生を支援する多彩な業務にご尽力されています。今回の講演では保護者の皆さまに向けて、早期化・長期化が進む今どきの就職活動の実情や保護者としてのサポートのあり方などについて語られました。「就活生に対する親の3大NGは『過保護』『過干渉』『無関心・無知』です。就職活動を機に、親子で対話する時間を大切にしましょう。お子様と向き合い、お子様の考えを尊重して、本人が必要とするサポートをしてください」と木之本氏はアドバイスされるとともに、社会人となって自立するための第一歩である就職活動について、最新事情や就活生の本音なども交えて有益な数々の情報をご提供くださいました。
各種個別相談・説明会
講堂や教室、ラウンジなどで、学科・専攻別個別相談や、就職相談、留学や教職に関する説明及び個別相談が開催されました。留学や教職に関する説明では、それぞれを支援する国際交流センターと教職・司書・学芸員教育センターの各センター長から独自のプログラムや支援体制などに関する説明があり、保護者の皆さまは熱心にメモをとりながら耳を傾けていました。各種個別相談では、保護者の皆さまからの相談や質問に対して、教職員が親身になってアドバイスや情報提供をおこないました。