成長

2017年09月06日

世界経済の動向を掴みながら、お客様の豊かな日々を支えていきたい。

vol.44

文学部 英文学科 OG [2014年度卒]

英語の学修に熱中し、TOEICスコアが800点以上に到達。

 高校時代に一番好きだった英語をもっと深く学びたいと考え、英文学科に入学しました。1年次から積極的に履修したのが、ネイティブ・スピーカーの先生方がおこなう"All English"の授業でした。「English(Listening)」や「English(Reading)」などでは、高校までとは異なる実用的な英語や英会話を学び、異文化コミュニケーションを楽しむための英語スキルを身につけました。また「英語音声学」の授業では母音・子音の発音、英語特有のリズムやイントネーションなどについて理解し、苦手意識のあった発音を克服することができました。さらに、全学共通履修科目のTOEIC対策の授業を数多く履修したり、国際交流センターの英語教材で自習したり、語学に関する大学のサポートをフル活用して英語力を着実に伸ばしていきました。その力を発揮して、3年次には医療関係のシンポジウムでの通訳やJICA(国際協力機構)でのボランティア活動にもチャレンジ。4年間を通して、TOEICスコアを800点以上に高めることができました。

英文学科の授業で世界経済への関心が高まり、将来の選択肢が広がりました。

 進路選択の転機になったのは、2年次に履修した英文学科の授業「Lecture(USA Culture)」や「Lecture(AU Culture)」でした。ネイティブ・スピーカーの先生方から各国の文化や社会情勢などを学んだことがきっかけで、世界経済への関心が高まったのです。以来、ゼミでは新聞英語の比較研究に力を注ぎ、日本と海外の世情の捉え方、世界各国のビジネスについて探究していきました。「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へと意識が変わったことにより、進路に対する視野も広がったと感じています。英語に限らず実社会で役立つ知識を身につけようと考えるようになり、独学でファイナンシャル・プランニング技能士2級を取得しました。
 また、就職活動を見据え、2年次からキャリアセンターに通い始めました。職員の方々の親身な面談を通して自分の将来と向き合い、3年次の夏に証券会社でのインターンシップに参加。世界経済と深く関連した仕事に魅力を感じました。そして、グローバルに働き、世の中のことを学び続けて自らを向上させようと、証券会社への就職を決意しました。キャリアセンターのガイダンスや講座を活用して履歴書の作成や面接試験対策に励んだ結果、志望企業への就職を果たすことができました。

世界経済の動向を掴みながら、お客様の心豊かな日々を支えていきたい。

「違いを共に生きる」の心を大切にし、お客様と信頼関係を築いていきます。

 資産運用課に所属する現在は、お客様と信頼関係を築くことを第一に考えながら、世界の経済動向や社会情勢を的確に掴み、有益なご提案ができるよう努めています。働く上で力になっていると感じるのは、学生時代に培ったコミュニケーション能力や行動力です。在学中は、英文学科で海外の多様な文化や社会などを学びながら、将来を視野に入れて挑戦を重ね、自分の殻を破って新たな価値観に次々とふれました。まさに、大学の理念「違いを共に生きる」の大切さを体感した4年間でした。その経験を活かし、お客様一人ひとりの立場に立って考え、行動し、皆様の豊かな日々に貢献していきたいと思います。