成長

2020年01月17日

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

vol.62

現代社会学部 現代社会学科 メディアプロデュースコース(現:創造表現学部)2007年度卒業  心理学部 心理学科 2014年度卒業

2019年7月、第7回世界なぎなた選手権大会で なぎなた部卒業生2名が活躍!

《加藤さん「全日本の形」優勝、藤田さん「試合 個人男子」3位のダブル入賞》

■加藤さんインタビュー■

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

なぎなたは奥が深い武道。向上心を燃やして前進し続けたい。

 2015年におこなわれた第6回世界なぎなた選手権大会では、「試合 個人男子」に出場し3位入賞を果たしました。再び世界の大舞台に立つことをめざして一層鍛錬に励み、2018年12月の予選会を経て日本代表選手に選抜。今回は尊敬している先輩選手とペアを組み、「全日本の形」という演技競技に出場しました。技を正確に美しく決めるために、一つひとつの所作を繰り返し稽古して、なぎなたとより深く向き合う日々を積み重ねました。
 私は大学卒業後、IT分野の企業に就職し、プログラマーやシステムエンジニアとしてのスキルを磨いています。忙しい日々の中で仕事となぎなたを両立できているのは、在学中の経験の賜物だと感じます。学生時代はメディアに関する学修や映像メディアのサークル活動などにも励みながら、なぎなた部での練習に打ち込んでいました。限られた時間をいかに有効に使うか、自ら考えて計画的に行動する力が鍛えられ、それが現在にも活かされていると実感しています。
 そして2019年7月、第7回世界なぎなた選手権大会の本番を迎え、ドイツへ。19か国の選手たちと互いに全力を尽くしました。これまでに導いてくださった先生方、高め合った仲間たち、応援し支えてくださった職場の皆さんや家族、友人に恩返しできるよう稽古の成果を発揮。結果、優勝を手にすることができ、感無量です。
 高校時代からなぎなたを長く続けてこれたのは、さまざまな人との出会いがあり、自分の技も心も成長させることができるから。今後もなぎなたの鍛錬に力を注ぎ、さらなる高みをめざしていきます。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

■藤田さんインタビュー■

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

仲間への指導にも励んだ大学時代。それが社会人としての成長にもつながりました。

 「なぎなたはメンタルスポーツ」だと私は思います。自分の心が整って初めて技がきれいに決まるため、自分自身との戦いというところにおもしろさや奥深さを感じます。
 なぎなたとの出会いは小学生のとき。友達に誘われてなんとなく始めましたが、武道としての格好良さに引き込まれて続けてきました。愛知淑徳大学に入学後も、なぎなたに熱中。それまでリーダー的な役割を担ったことはなかったものの、なぎなた部に所属し、仲間の指導にも自然と力を入れるようになりました。部員は初心者も多いため、なぎなたの魅力を伝えながら、それぞれの上達につなげていくことができるよう試行錯誤を積み重ねました。こうしたなぎなた部での経験を通して、社会人基礎力が鍛えられたと思います。大学卒業後、銀行員として働いている中で、部活で培ったコミュニケーション能力やリーダーシップ、さらに人に対する礼儀などが活かされていると感じます。職場の皆さんも、私がなぎなたに打ち込んでいることを応援し、世界大会への挑戦も後押ししてくださいました。
 世界なぎなた選手権大会に出場するのは、今回が初めてです。種目は1対1で戦う「試合 個人男子」。約半年間、地元の道場での稽古に熱を入れて取り組み、日本代表選手の合宿にも毎月参加して鍛錬しました。先生方、仲間、支えてくれるまわりの人々、すべての人に感謝して力を尽くした結果、3位入賞。大きな喜びを感じるとともに、さらに上をめざしたいと向上心も一層熱くなりました。加藤先輩のように優勝できるよう、これからもなぎなたの技と自分の心を磨き続けます。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

■大会の様子■

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。

感謝の心を力に変えて、世界中の仲間と高め合います。